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脂肪&むくみ撃退!?一石二鳥なあずき茶の作り方・飲み方

  • 2016年7月15日
  • Life & Aging Report

むくみもダイエットも気になる季節ですね。むくみがなくなるだけでも、身体のラインがスッキリするもの。むくみの解消に加えて、糖や脂肪の吸収を穏やかにする働きのある食べ物があれば、なおうれしいですよね。「あずき茶」なら、むくみもダイエットもサポートできるようですよ。

■「あずき茶」でむくみもダイエットもサポートできる理由3つ

(1)余分な熱や水分を排出

東洋医学においてあずきは、体内に溜まった余分な熱や水分を排出しむくみを解消する働きがあるうえ、胃もたれや下痢などの夏バテの症状の予防にも用いられる食材です。あずきは身体を冷やすことのない性質「平性」の食材ですから、冷え性の方でも安心して飲むことができます。

(2)あずきポリフェノールで糖の吸収を穏やかに

あずきに含まれる「あずきポリフェノール」は糖の吸収を穏やかにし、食後の血糖値の上昇を穏やかにする働きがあることがわかっています。血液中に一度にたくさんの糖が吸収されると、エネルギーとして使い切ることができません。貯蔵できずに余った糖は、インスリンの働きによって脂肪として蓄積されやすくなります。そのため糖の吸収が穏やかになることで、同じものを食べても脂肪がつきにくい環境になります。

(3)サポニンで脂肪をブロック

豆類に含まれる「サポニン」には、糖が脂肪細胞に蓄積されるのを防ぐ効果が期待されています。あずきポリフェノールに加えてサポニンの力でも、あずきは脂肪をブロックしてくれると考えられます。

■「あずき茶」の作り方・飲み方のポイント4つ

(1)国産の「小粒あずき」で作る

あずきの抗酸化パワーは品種によって差があり、産地でもみても外国産のあずきにくらべ、国産あずきのほうがポリフェノールの含有量が多いのだそうです。作るのであれば国産のあずきを選びましょう。またポリフェノールは皮に含まれている成分ですから、より皮の多い小粒のあずきを選ぶこともポイントといえそうです。

(2)アクを取らない

サポニンは、豆類のえぐみのもととなる成分。通常、豆をゆでる時に一度ゆでこぼすのは、えぐみを取り除くためですが、ダイエットのためにはサポニンを逃がさないようアクを取り除かずに作りましょう。ただし、えぐみが気になる方は、一度ゆでこぼしてから作ってもOKです。

(3)煮出す

煮出すことで、より成分が抽出されます。あずき100gに水1リットル~1.5リットルを目安に、約30分程煮出します。こしたあずきはヨーグルトに入れたり、サラダに入れて食べるほか、つぶしてハチミツやココナッツミルクと混ぜてあんこのようにして食べてもおいしいですよ。

(4)食前30分前に飲む

糖の吸収を穏やかにするためには、食前30分前に飲むと効果的なのだそうです。食前に飲む習慣をつけましょう。

1品で2度楽しめて身体にやさしい「あずき茶」。むくみやダイエットが気になる方は、毎日のお茶をあずき茶に変えてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)

【関連記事】
・水出しはNG!?ルイボスティーの効果的な飲み方・選び方

【参考】
※豆の主な機能性成分 - 日本豆類協会
※小豆ポリフェノールの生理調節機能とその変動要因 - 農研機構
※成分情報 サポニン - わかさ生活
※インスリンはどのような役割? - サノフィ

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