もう着ることはないと分かっているのに捨てられない洋服ってありますよね?特に成長期の子どもの洋服はサイズアウトしてどんどん増えてしまいます。捨てられない理由は思い出があるから。今回はそんな洋服を手放し、思い出だけを残す方法をご紹介します。
さまざまなリメイク法がありますが、くるみボタンにすると簡単にたくさんの洋服の思い出を残すことができます。
この、胸元にふくろうのデザインが付いた思い出たっぷりの息子のシャツをくるみボタンにして残したいと思います。
今回使用するのは、100均のセリアで購入した接着剤を使用するタイプの「くるみボタンキット」。大きいサイズのくるみボタンを選ぶと洋服のデザイン部分を残しやすいです。
くるみボタンよりひと回り大きいサイズに洋服の生地を切ります。ふくろうが真ん中になるように切りました。
ふくろうが下になるように生地を置き、くるみボタンの上部パーツを乗せて内側に接着剤を塗り、内側に生地を入れ込みます。
再び接着剤を塗り、ボタンの下部パーツをはめ込みます。
しっかりと押し込みます。
完成です♡たまらなく可愛いです!!
このように、残したいデザイン部分をくるみボタンにするだけ。
もちろんボタンとして活用できますが、お気に入りの容器に入れてコレクションすれば宝物に♡
初めははさみを入れることに抵抗があるかもしれません。ですが、いつでも眺めることができるようになれば洋服のまましまい込んでいるよりも思い出が身近な存在に。
これは、すぐにでもできる一番簡単な方法です。
思い出の洋服をスマホやカメラで写真に撮るだけ。
リメイクしにくいような制服でも簡単に思い出として残すことができます。
もちろんプリントアウトしたものを保管してもよいですが、データをクラウド上にアップしておくことで災害時でも目に見える思い出を失わずにすみます。
思い出のある洋服を処分するのには勇気がいるかもしれません。まずは別の形で思い出を残す作業をして、決心が付いたら処分してみるのもよいのではないでしょうか。
写真・文/mayumi