こんにちは!100均を調査し、掘り出し物を見つける企画「100均パトロール」のお時間です。今回は、こちらの細長い容器。長さは約22.2cmあり、2つの容器は重ねることができます。
この容器の正体は、ある料理の型です。私のような不器用さんなら、重宝すること間違いなし!
【ヒント】
①2月の季節イベントの料理を、失敗知らずで作れる調理グッズです。
②内側の凹凸加工により食材の離れが良く、作業がスムーズに進みます。
スーパーで買う方も多い料理ですが、このグッズがあれば手作りも楽ちん!好みの一品が作れますよ。
正解は……
「太巻きが簡単にできる型」でした!
節分の代表的な料理の1つが、恵方巻きですよね。恵方巻きとは、その年の恵方に向かって食べる巻き寿司のこと。
通常、巻きずしは「巻きす」で巻いて作りますが、中身がはみ出たりスカスカになったりと、不器用さんは失敗しがち。特に多彩な具材を入れる太巻きは、きれいに作ることができません。
難易度高めの太巻き作りのハードルを下げてくれるのが、このグッズ。巻きすを使わずに、簡単に作れるんです!
商品は、容器と押しフタにわかれています。押し寿司を作るグッズみたいですよね。
ごはんがくっつかないように、両方とも使用前に軽く水をつけておいてください。
それでは、パッケージ裏面に記載された使用方法を参考に、実際に作っていきましょう!
今回は、7種類の具材を入れた海鮮太巻きを作ってみました。
①すし飯を容器の7分目くらい入れ、中央に寿司ネタを入れるためのくぼみを作ります。
②くぼみにお好みの寿司ネタを入れます。
③すし飯を上と横にのせ、寿司ネタを覆います。この後にフタで押すので、きれいに仕上げなくても大丈夫。
④押しフタをかぶせてギュッと押し下げます。
⑤押しフタを外し、海苔の端の位置で容器を裏返してごはんを取り出します。
凹凸加工のおかげでごはんがストン!ときれいに落ちてくれますよ。勢いよく出たのでちょっと崩れちゃいましたが、巻きながら修正できるので、問題なし。
⑥ごはんをくるくると転がし、海苔を巻きます。ごはんの型がしっかりとできているので、手で簡単に転がせます。
巻き終わりを下にしてしばらく置くと、海苔がなじんできれいに仕上がりますよ。
先に寿司ネタを入れたごはんの型を作ることで、巻きすなしでも海苔が巻ける仕組みでした。
これなら、ごはんや寿司ネタが海苔からはみ出ることもないし、隙間ができて崩れる失敗もありません。
断面図はこんな感じに。具材をバランスよくのせていく方法は要研究ですが、「こんなに簡単でいいの!?」と言いたくなるくらいラクちん!
作るのが難しいボリューミーな太巻きも、ボロボロにならず作れました。
竹製の巻きすは隙間に汚れが溜まりやすく洗うのが面倒ですが、このグッズはポリプロピレン製なのでお手入れが簡単。
しっかりと乾かさないとカビが発生する恐れがある巻きすと違い、気楽に扱うことができるのも嬉しいポイントです。
巻きすがなくても、不器用でも大丈夫!このグッズを使えば、ハードルが高い太巻きも、おにぎり感覚で作れます。
今年は手作りの恵方巻きにチャレンジして、1年の幸福を願ってみてはいかがでしょうか。
商品情報:太巻きが簡単にできる型 110円(税込)/ダイソー
※2024年2月時点の情報です。
撮影・文/小町ねず