こんにちは!
暮らしニスタ「家事コツ研究室」研究員Oです。
高温多湿なこの季節、特に気になるのが「カビ」ですよね。
掃除しているつもりでも気が付いたらこんなところに!っていうことがよくあります。
なんとかしてカビが発生するのを防ぐ手段はないものかと思っていたところ、実は、家にある薬味で、カビ予防できるという情報をゲットしました!
どんな薬味を使ってどのようにすればいいのか、早速試してみましたよ。
今回使うのはズバリ「わさび」なんです!
わさびというと、食べたときのツンとした辛さが特徴ですよね。
寿司や刺し身にわさびが添えられているのは、あの辛さが食欲を増進させ、味のアクセントになるだけではなく、野菜の中で最も強い解毒作用があるため。
食中毒を引き起こす大腸菌や黄色ブドウ球菌、緑膿菌などに対する強力な抗菌、殺菌効果のほか、カビの繁殖を抑える効果もあるのだとか。
わさびには日本原産の本わさびと西洋わさびがありますが、抗菌効果が高いのは本わさびだそうで、今回はチューブタイプの本わさびを使いました。
わさびはそのまま塗ったりするのではなく、「わさび水」というものを作ります。
【材料】
わさび(チューブ)…2g
水…100ml
スプレーボトル…1個
【作り方】
1.ボトルの中にわさびを入れる
最初にわさびを2g準備します。測ってみると大体これぐらいの量でした。
これをスプレーボトルの中に入れます。
2.水を入れる
続いて1のボトルに水を注ぎ入れます。
材料を入れたスプレーボトルがこちらです。わさびが入ったボトルって初めて見ました。(笑)
3.振って混ぜ合わせる
最後に、わさびがしっかり溶けるまで、ふたをしたボトルを思いっきり振ります。
わさびが溶けるとこのように白濁した感じになりました。
これで「わさび水」が完成です。
試しに1プッシュしてみると、ほんの~り&かなりうっすらとわさびの香りが広がり、フレッシュな気分に♪
できたてのわさび水を使って、早速カビ予防や食中毒対策したいところに使ってみました。
わさびが沈殿しやすいので、良く振ってから使うようにしましょう。
① お風呂場の天井や壁
今の季節、ナンバー1でカビが気になるのはお風呂場ですよね。
そこで、お風呂場の天井や壁にわさび水をシュシュ!
吹き付けたあとは、ふき取る必要はないので、手間いらずですね♪
週1回ペースで行うとカビ防止につながるんだとか。
②冷蔵庫の中
カビと並んで暑くなってくると気になるのが食中毒ですよね。
そんなときにもわさび水の出番です。
冷蔵庫のトレーに吹きかけておくだけで食中毒対策ができちゃいます。
もともと食品で口に入っても安全なものを使っているので、冷蔵庫の中にも安心して使えますね。
③排水溝
じめじめしたキッチンからもわっとしたいや~な臭いが・・・。
そこで防臭効果もあるわさび水を吹きかければ、悪臭予防になりますよ。
わさびは薬味でしか使ったことがなかったので、ここまで家中の掃除に使えるとは驚きでした。
今回100mlのわさび水を作りましたが、1本で十分いろいろな箇所に使える超万能な掃除道具でしたよ!
作ったわさび水は保存できないので、なくなるまで家じゅういろいろなところに使ってみてくださいね。
取材・文/JUNKO