福井市中心市街地を舞台にロゲイニングイベントを開く福井商高3年の学生ら実行委のメンバー=福井県福井市中央1丁目のXスタンド【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
福井県内の高校生らが3月20日、福井市の中心市街地を舞台に「ロゲイニング」のイベントを開く。制限時間内にチェックポイントの飲食店や公園を回り、商品を購入して交流サイト(SNS)に写真を投稿したり、さまざまな"指令"をクリアしたりして得点を競う。「新幹線開業後の福井で、まちなかの魅力を再発見する機会になれば」と参加を呼びかけている。
福井駅から半径約3キロ圏内の飲食店約20店舗と公園約30カ所をチェックポイントに設定。公園ではクイズや宝探しなどに挑戦する。足羽川沿いの広場「AQUA(アクア)テラス」を発着点に、遠い場所ほど高得点になる。
福井商3年の3人を中心に、武生高や敦賀高などの1〜3年生計8人で実行委員会を立ち上げた。実行委員長が、食とスポーツを通じた"健幸(けんこう)"づくりを目指そうと発案。「高校生活の最後に幅広い世代がつながるイベントを行いたかった」と話す。
昨年夏に県外の民間企業主催の企画コンテストに応募し優勝。賞金100万円をイベント資金に充てる。参加無料で上位入賞者には景品を贈る。指定の飲食店で当日限定で使える500円分のクーポンを配布し、各店舗の集客にもつなげる考え。
当日は午前11時〜午後2時まで。1チーム1〜5人で先着500人を、3月15日まで特設ホームページで受け付ける。高校生の運営ボランティアも募っている。
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