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伊自良温泉においでよ 雪遊び、どんど焼き、グルメ魅力ぎゅっ 11日「雪まつり」

  • 2024年2月6日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

連携してみやま雪まつりを開く伊自良の里振興協会とTMRのメンバー=2月3日、福井県福井市中手町【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 福井県福井市中手町の伊自良(いじら)温泉一帯を舞台に、雪遊びやどんど焼き、地元グルメなどを楽しめるイベント「みやま雪まつり」が2月11日に開かれる。地元有志の2団体が連携した初めての企画で、「自然豊かな伊自良の魅力を届けたい」と、地域内外からの来場を呼びかけている。

 同温泉を指定管理する伊自良の里振興協会と美山地区の活性化を目指すTMR(TEAM MIYAMA RePRODUCTION)が連携。一昨年に発足しマルシェなど多彩な催しを手がけるTMRが、活動の幅を広げようと同協会に話を持ちかけた。

 同協会は元々この時期にどんど焼きや餅つきを催していたが、近年は新型コロナウイルス禍により規模を縮小。伝統行事のじじぐれ祭りや伊自良祭りも休止が続く中、地域おこしイベントの再開を模索していた。

 そのため「話を聞いた時は本当にうれしかった」と清水事務局長。協会は人手不足や会員の高齢化といった課題を抱えているが、TMRには20〜50代が在籍。「ぜひ若い人の力を借りて地域を盛り上げたい」と期待する。

 TMR代表の藤田さんは「自然豊かでおいしい農作物が取れる伊自良は、美山の象徴のような場所。これまで活動してきた協会会員の思いを引き継ぎながら、僕たちの新しい感覚を入れて今後も面白いことができたら」と話す。

 どんど焼きでは、一年の安寧や能登半島地震の復興を願い、持ち寄った正月飾りやお札を燃やす。雪遊びは子どもが対象で、木の板に乗って雪上を滑る「雪板」やそり、かまくらも用意する。ドラム缶風呂とテントサウナの体験会もあり、希望者は水着とタオルを持参する。

 地元の女性グループ「上味見ママーズ」は、地元食材をふんだんに使った鍋とおにぎりを各約200人に振る舞い、特産「河内赤カブラ」の酢漬けなども販売する。午前と午後に1回ずつ餅つき体験を行うほか、木の実を使ったワークショップや落語などもある。

 午前10時〜午後3時(どんど焼きは午前10時)。入場料500円、中学生以下無料。問い合わせはTMRの交流サイト(SNS)やメール=t.miyama.r@gmail.com
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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