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九谷五彩の応援パッケージ 地震で被害 能美の洋菓子製造業、作家と協力

  • 2024年1月25日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

完成した九谷五彩チョコのパッケージ箱=能美市大長野町【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 能登半島地震で被害を受けた九谷焼業界を応援しようと、能美市大長野町の洋菓子製造業前田悠香さん(38)が若手作家と協力し、九谷五彩をイメージしたパッケージ箱を完成させた。前田さんが取り扱う「九谷五彩チョコレート」の箱に用い、食材に使っている能登塩や国造ゆず、剣崎なんばなどを色鮮やかに描いた。特産品と地場産業の魅力発信に彩りを添える。

 前田さんは2022年8月に洋菓子製造の「FaMille・CacaOmoi(ファミル・カカオモイ)」を開業。体に優しい地元食材を使い、九谷五彩をイメージした5種のチョコ(税込み2350円)を商品化した。

 見た目にも九谷焼の魅力が伝わるよう、同級生で陶芸家の山岸青矢さんがデッサンを手掛け、五角形のパッケージ箱を仕上げた。チョコの素材に使われている自家栽培のホウレンソウやイチゴ、剣崎なんば、つばき油など地元食材の絵柄を色彩豊かにあしらった。

 九谷五彩のパッケージ箱に入ったチョコは2月から、大長野町の前田酒店、ファミル・カカオモイの公式ライン・サイトで取り扱う。市のふるさと納税の返礼品にも採用される予定で、前田さんは「バレンタイン向けにも最適。九谷焼を買う感覚で、幅広い世代にスイーツを楽しんでほしい」と話した。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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