藍色を深めるため雪にさらされたジーンズ=1月15日、妙高市姫川原【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
新潟県妙高市姫川原のジーンズ製造販売「マルニ西脇」が1月15日、敷地内でジーンズの雪さらしをした。藍色を深め、肌触りを良くするための作業で、西脇謙吾社長(55)らが一本一本丁寧にジーンズを並べ、白地と藍色のコントラストが映えた。
マルニ西脇は、地元特産の香辛料かんずりに使うトウガラシや小千谷縮の雪さらしに着想し、最終工程でジーンズを雪にさらしている。鉄分が多い地下水に浸して雪に1時間以上さらした後、洗って天日干しすると独特の色合いになるという。今年は昨年の倍の約1000本をさらす予定だ。
1月15日は雪が舞う中、20本の真新しいジーンズを並べた。雪にさらした商品は20日から順次店頭に並べる。価格は2万5千〜3万2千円(税抜き)。西脇社長は「雪が多い妙高ならではの製品。日常的に使ってほしい」と話した。
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