ネットのある船旅とか至高では?
イーロン・マスクの宇宙開発企業SpaceX(スペースエックス)社が提供している、衛星インターネットサービス「Starlink(スターリンク)」。
国内ではKDDIが連携したサービスを展開していて、先日は国内フェリーへのStarlink導入をお伝えしましたけど、船舶でのネット環境はさらに良くなります。
KDDIが、海上でのStarlink接続サービスとなる「Starlink Business マリタイムプラン」の接続エリアの拡大を発表しました。
リリースによると、これまで領海内に限定されていた利用を、2月14日から領海外まで拡大。領海の基線から外側12海里(約22km)を超える、接続水域、排他的経済水域、公海まで、Starlinkでネットできるようになったとか!
このStarlinkは客船「飛鳥Ⅱ」への導入も決定されていて、優雅な船旅に高速ネットという最強のエンタメまで加わることになります。
海を眺めてもよし、Youtube垂れ流してもよしとか、めちゃくちゃ楽しいじゃん。ずるじゃん…。
メリットはエンタメのみならず。
高速インターネットが利用できることにより、領海外を行き来する遠洋漁業船、学術研究船などでは、リアルタイムに気象・海洋情報のやりとりが可能。
より安全に航行できたり、大量のデータ収集・処理が求められる船舶の自動航行の実現にも歩みを進めることになるそうな。
なんだかここ数年のネットの進化と汎用化がすさまじく、「インターネットはすべてを解決する」みたいな話になっていますが、実際解決できるものが多すぎて怖いくらい。
でも、僕らの移動手段がより豊かで安全になるなら、それは良いテクノロジーなんだって思うんですよね。
Source: KDDI via ケータイWatch