「禁断のハッキング端末」とか「エンジニア系オタク最高のおもちゃ」など、いろいろな言い方をされるFlipper Zero(フリッパーゼロ)。
ガジェットはスマホくらいしか触らない人にとっては、遠い存在のマシンかもしれません。調理器具で言えば低温調理器やエスプーマのような玄人向けアイテム。ただ、調理器具とは違って1つの高度なタスクに特化するのではなく、なんでもかんでも両手いっぱい抱え込んだ上にリュック背負って荷台もひくような、あれこれ多用途な玄人ツールなんです。
見た目は完全にオモチャですが、いろいろな通信規格に対応しており、テレビから家のセキュリティカメラまで多種多様な端末を操ることができます。カスタマイズやテストを重ねるのが好きなタイプなら、楽しくて永遠に遊べてしまいそう。
技術系ギークにとっては、Flipper Zeroはなんでもできる存在。でも、なんでもできすぎて「で? 結局なに?」ってなっちゃうので、日常生活でFlipper Zeroができること、まとめてみました。
追記[2024/02/19]技適(技術基準適合証明)取得済み、日本でも使えるガジェットです。
ペット用のRFIDタグ。昨今、欧米では利用する人が増えているそうです。ペットが迷子になってしまった時、このタグに入力しておいたデータからお家がわかる、飼い主の元に無事に戻ってこれるのがメリット。おうちにFlipper Zeroがあれば、RFIDタグの読み取りができます。
Flipper Zeroはいろいろなモノに接続することができますが、単体でも楽しめます。
集中力を保ちながら仕事や勉強をする方法、ポモドーロ・テクニック。25分の作業時間と短い休憩時間を繰り返す時間管理術ですが、そのタイマーとしてFlipper Zeroを使ってもよし。
Flipper ZeroのプラットフォームFlipper Labには、これまたいろんなアプリがありますが、ポモドーロタイマーもありますよ。
無線周波数をコピーできるFlipper Zeroは、スペアキーになります。ゲートや家の鍵など無線周波を利用するものなら、Flipper Zeroで操作が可能。
Image: Flipper赤外線(IR)にも対応しているので、IRを利用するものならば操作可能。テレビやステレオのリモコン代わりになります。いざって時はリモコンのスペアがあるぞって、メンタル強くなりますよね。
NFC対応なので、Flipper Zeroをデジタル名刺として活用可能。初対面の人のスマホにFlipper Zeroでこちらの連絡先を送ることができます。会う人や目的によって、複数種類のデジタル名刺をFlipper Zeroに準備しておくことも可。
あれこれアカウント、二段階認証使っていますよね? …ね?
二段階認証でパスワード以外に端末を活用するパターンの場合、Flipper Zeroが使えます。
Image: Flipperポモドーロタイマー的なものとして、例えばメトロノームなんかもできますよ。
プレゼン時に資料のスライドショーをめくっていきますが、それFlipper Zeroでできます。スライドショーの環境(ハード・ソフト)によって、やり方はいろいろあるのですが、結論できます。
Image: FlipperRaspberry Piを走らせているコンピューターを使っている場合、Flipper Zeroがキーボードになります。キーボードというより、文字入力ツール、かな。USBまたはBluetoothで接続可。
Flipper Zeroで使えるアプリにはゲームもたくさん。しかも、テトリスや、マインスウィーパー、GoogleのブラウザChromeの恐竜が走るやつとか、レトロゲームの宝庫です。
Flipper Zero フリッパーゼロ 33,460円 JOOM GEEKで見る !function(t,e){if(!t.getElementById(e)){var n=t.createElement("script");n.id=e,n.src="https://araklet.mediagene.co.jp/resource/araklet.js",t.head.appendChild(n)}}(document,"loadAraklet")更新[2024/02/19]購入先をAmazonから公式代理店に変更しました。