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オムロン、エネルギーマネジメント市場に参入

  • 2020年2月6日
  • エネクトニュース
低層集合住宅向けに電力の供給・販売事業を支援
オムロン株式会社(以下「オムロン」)は2月3日、太陽光発電と蓄電システムを使った「エネサプリ」サービスの提供を開始すると発表した。

「エネサプリ」はエネルギーマネジメント事業で、第一弾の低層集合住宅向けのサービスは、今春から開始する。太陽光発電で電気を作り不足分を電力会社から購入し、入居者に電力を供給し、電気代を集める。

蓄電池を使用することで系統の停電時にも電気が使える安心を提供し、自家消費型の再生可能エネルギーの普及に貢献する。

発電能力は大幅増大、バランス調整が追いつかない
近年FIT制度によって太陽光発電が普及し、発電能力は10年前の約15倍になっている。しかし急速な拡大によって電力系統の需給バランス調整が追いつかず、売電が制限されることもある。

今後の再エネ利用は一層、自家消費型に移行していくと考えられる。

オムロンはこれまで、蓄電システムやパワコン等機器の販売で再エネ普及拡大を支援してきた。今後は機器販売に留まらず「エネサプリ」を提供することでより高い電力レジリエンスを実現し、持続可能な社会づくりに貢献していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

オムロン リリース
https://www.omron.co.jp/press/2020/02/c0203.html

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