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三菱総研、東大発の蓄電池ベンチャーと提携し、高速調整力の実装に向けて協業

  • 2019年7月27日
  • エネクトニュース
再生可能エネルギーの主力電源化
株式会社三菱総合研究所(以下「三菱総研」)は、2019年7月23日、エクセルギー・パワー・システムズ株式会社(以下「エクセルギー社」)と業務資本提携を行うと発表した。

三菱総研は、シンクタンクを核として社会課題の解決に取り組む企業。エクセルギー社は、東京大学発の蓄電池ベンチャー企業。両社の今回の提携により両社は、再生可能エネルギーの主力電源化において必要となる高速調整力の実装に向け、協業を行うという。

高出力で応答性の高い蓄電池を開発したエクセルギー社
再生可能エネルギーでは、風況や日射量変動といった要因により、発電量の急激な過不足が生じる。この過不足が、再生可能エネルギーの普及および主力電源化において、課題となっていた。

この課題に対応すべくエクセルギー社は、高出力で応答性の高い蓄電池を独自開発。この蓄電池を活用し、再生可能エネルギー普及の進む欧州において、実機導入と運用による高速調整力サービスの提供に挑戦している。

両社の協業では、三菱総研が持つ制度知見やソリューションと、エクセルギー社の蓄電池を融合。日本でも重要政策課題となっている再生可能エネルギーの普及拡大を目指すとしている。

制度設計のあるべき姿も検討
三菱総研とエクセルギー社の協業では、高速調整力プロジェクトの実装・展開が、様々なパートナー企業と連携しながら図られる。また、再生可能エネルギーの主力電源化において必要となる調整力について、制度設計のあるべき姿も検討されるという。

今回の取り組みを通じて三菱総研は、調整力分野におけるコンサルティングサービスやソリューション開発・提供を強化するとしている。

(画像は三菱総研の公式ホームページより)


▼外部リンク

エクセルギー・パワー・システムズ社と業務資本提携 - 株式会社三菱総合研究所
https://www.mri.co.jp/news/press/announcement/028717.html

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