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住友商事など、EV・リユース蓄電池活用する「みらいの島」共同プロジェクト始動

  • 2017年4月13日
  • エネクトニュース
鹿児島県の離島でEV導入、自然と共生するエコな足
住友商事、日産自動車および鹿児島県薩摩川内市の3者は、4月12日、同市の上甑島(かみこしきしま)において、島民参加型のこしき島「みらいの島」共同プロジェクトを本格的に始動したと発表した。

上甑島は、薩摩半島の西約30キロメートルに位置し、甑島(こしきしま)列島に属する離島。同プロジェクトでは、日産の商用電気自動車(EV)である「e-NV200」を40台導入し、公共の交通手段として利用する。

これにより、上甑島を走行する乗用車約400台のうち、10台に1台がEVとなる試算。国内有数のEV保有地域となるという。

「走る蓄電池」で再生エネ導入も後押し
また、薩摩川内市と住友商事は、EVの使用済み蓄電池を用いた大型リユース蓄電池共同実証事業にも着手した。

EVを「走る蓄電池」として活用することで、再生可能エネルギー(再エネ)の出力変動を吸収。より多くの再エネの導入が期待できる。

数年後には、オンラインでEV充電を制御するシステムを構築するなど、大型リユース蓄電池と併用した、新しい電力マネジメント事業の可能性も検討していく。

同プロジェクトにより、地域に「再エネ」と「EV」を普及・定着させ、低炭素社会の実現につながる事業モデルを構築するのがねらい。将来的には、同モデルを国内外に広く展開することを目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

住友商事・日産自動車・薩摩川内市 プレスリリース
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=29912

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