名物をしみじみ味わって、のんびりと街歩きしたい台湾は、少し見ぬ間に懐かしさはそのままに、ヘルシーに進化していました。「CREA」2024年春号の「行かなくちゃ、台湾」特集。その一部を抜粋し、掲載します。
今日は話題のあのエリア、明日は楽しみにしていたレストランとショップ巡り。
あれこれプランを立てて動き回る旅だから、ステイ先はほっとくつろげる日系にするのも賢い選択!
2020年にオープンした「MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝」。最上階には台北のホテルでは希少な大浴場があり、旅人の疲れを癒す。
真新しい館内は、緑豊かな台湾をイメージしたグリーン基調のデザイン。バスタブ付きの客室は、広い洗い場のあるタイプで、ゆったりとバスタイムを楽しめる。コロナ禍中には疑似日本旅行ができると話題になったほど、随所に感じる日本式のホスピタリティも嬉しい。
和苑三井花園飯店 台北忠孝(ハーユェンサンジンファーユェンファンディエン タイベイヂョンシャオ)
(MGH Mitsui Garden Hotel Taipei Zhongxiao)
所在地 台北市大安區忠孝東路三段30號
電話番号 02-2781-1131
チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
客室数 297
料金 4,200元〜
https://www.gardenhotels.co.jp/taipei-zhongxiao/
JR東日本グループ海外初となるこのホテルは2021年夏に開業。最寄り駅「南京復興駅」から徒歩1分という好立地が嬉しい。
目玉は、レストラン「Brilliant」のバラエティ豊かな朝食ブッフェ。和朝食に加えて台湾料理も多く並ぶ。
現地のエッセンスを取り入れながら、日本人の舌に合う上品な味に仕上がっており、滞在中何度も食べたくなる。
JR東日本大飯店 台北(JR ドンリーベンダーファンディエンタイペイ)
(Hotel Metropolitan Premier Taipei)
所在地 台北市中山區南京東路三段133號
電話番号 02-7750-0900
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
客室数 288
料金 3,500元(朝食付き)〜 ※1室2名利用時1名分
https://taipei.hotel-metropolitan.com/ja/
中山地区の中心に位置し、移動に便利な立地、そして「オークラ」らしいきめ細かであたたかな心配り。戻るたびにドアマンの出迎えにほっとするようなホテルだ。
館内各所に本物のアートが飾られ、優雅でオーセンティックな雰囲気が心地よく、リピーターが多いのも頷ける。
実は、このホテルを選ぶもう一つの理由はスイーツ、という人も多い。特にパイナップルケーキはイラストがかわいいパッケージと、みっちりとして混じりっ気のないパイナップルのおいしさで有名だが、館内1階にあるパティスリー「The Nine」には上質なスイーツがずらり。
人気のパイナップルケーキなどと同じデザイナーによる台湾らしいイラストのグラス入りプリンは、お部屋で食べてグラスは持ち帰って思い出のひと品にしたくなる。
大倉久和大飯店(ダーツェンジゥフーダーファンディエン)
(The Okura Prestige Taipei)
所在地 台北市中山區南京東路一段9號
電話番号 02-2523-1111
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
客室数 207
料金 6,000元〜
http://www.okurataipei.com.tw/ja-JP
※表紙と巻頭グラビアに登場したNICHOLASのスペシャルインタビュー、台湾で必ず食べたい小籠包や魯肉飯の名店、メイドイン台湾の美しい日用品などが盛りだくさんの「行かなくちゃ、台湾」特集は「CREA」2024年春号でお読みいただけます。
文=北條芽以、高田真莉絵
写真=衛藤キヨコ、橋本 篤、志水 隆
コーディネート=矢作輝之(TOP TAIWAN)