
沖縄の離島・宮古空港から車で約10分。「ユートピアファーム宮古島」は、マンゴーを始めとした南国フルーツや約250種のハイビスカス、世界中のブーゲンビレアがハウスいっぱいに咲き誇る観光農園。愛情いっぱいに育った完熟マンゴーを、農園併設のフルーツパーラーで、1年中、味わうことができます。見て、食べて、撮って。とろける甘さのマンゴーとともに、南国気分を楽しんで。
宮古島のなかでも、マンゴー農家が多い上野宮国エリアの一角。さとうきび畑が広がる、緑豊かな場所に「ユートピアファーム宮古島」はあります。
こちらは、2001年にオープンした、見て、食べて楽しめる、老舗の観光農園。平日・休日問わず、島内外からたくさんの人が訪れます。
敷地内には、大きく3つのエリア「マンゴー園」「フラワー園」「フルーツ園」に分かれており、一人480円で見学できます。
2023年11月には、有料の農園コースをリニューアル。これまでより一層、楽しめるようになりました。見学時間は、ぐるっと1周約15分。受付を済ませたら、マンゴー型の入園チケット片手に、さあ花とフルーツのユートピアへ。
農園コースの始まりは、島バナナが生いしげる「フルーツ園」。おいしそうに実った島バナナがぶら下がり、まるで亜熱帯のジャングルに迷い込んだよう。
ここで育つバナナは「三尺バナナ」という品種で、とても濃厚な味わい。フルーツパーラーで提供するジュースやソフトクリームに加工されたり、お土産のバナナケーキなどにも使われます。
サンゴ礁が隆起して生まれた宮古島は、マンゴー栽培に最適な場所。「ユートピアファーム宮古島」では、そんな宮古の地で土づくりからこだわり、1つ1つ愛情たっぷりにマンゴーを育てています。
さらなるこだわりは、マンゴーの収穫方法。ハサミを使用せず、完全に樹の上で熟しきって、袋の中でポトッと自然に落ちる「樹上完熟栽培」を採用。とろとろに甘~い、極上の完熟マンゴーに仕上げています。
見学コースのラストは、天井いっぱいにブーゲンビレアの花が咲き誇る「ブーゲンビレア園」。
色とりどりの花に囲まれた空間は、メルヘンな絵本の世界に入ったよう!時間を忘れて、ずっと眺めていたくなります。
たくさん歩いた後は、農園育ちの完熟マンゴーを味わいましょう。2023年には、フルーツパーラーも大幅リニューアル。ウッディで明るい雰囲気の中、さまざまな完熟マンゴーのスイーツを味わえます。
「マンゴーかき氷」は、マンゴーが旬を迎える、7月と8月だけ楽しめる期間限定スイーツ。ふわふわに削った氷には、完熟マンゴーを贅沢に使った自家製シロップをかけて。その上から、糖度13度以上の大ぶりな生のマンゴーをたっぷりトッピングしています。
フレッシュでジューシーなかき氷は、ひとくちで“口福”になれる幸せな味わい。夏の厳しい暑さも忘れさせてくれそう。
みずみずしいマンゴーを花びらのように盛り付けた「宮古島産マンゴーパフェ」は、1年中楽しめる人気のメニュー。フレッシュマンゴーがなくなり次第、完熟マンゴーを瞬間冷凍させた冷凍マンゴーに切り替わります。
グラスの底には、まるごとマンゴージュレをたっぷりと。チーズクリーム、パッションバター、ピスタチオアイス、チーズクリームなどを層にして、最後のひとくちまで飽きずに楽しめるパフェに仕上げました。
中に入っているパッションバターやマンゴージュレも、すべて手作り。見た目だけでなく味もハイクオリティです。
お土産コーナーには、手作りにこだわった商品がずらり。どれも「ユートピアファーム宮古島」で収穫した南国フルーツをふんだんに使用しています。
一番人気は、手間ひまかけて作られた「バナナケーキ」。甘みを増した完熟バナナを使い、何度も裏ごししているため、バナナの風味が豊か。軽いのに、しっとりカステラのような食感で、一度食べたら忘れられないおいしさです。
お花に包まれた癒やしの空間で、とろける甘さの完熟マンゴーを1年中味わえる「ユートピアファーム宮古島」。すべてビニールハウス内のため、雨の日でも安心です♪ マンゴー好きの人はぜひ、宮古島のユートピアで、マンゴーの新たなおいしさに出会う旅をしてみませんか?