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カヌレもクッキー缶もグルテンフリーのフランス菓子専門店。大阪「パティスリー アンシャンテ」

  • 2024年4月8日
  • ことりっぷ


大阪のレトロ建築の代表格である芝川ビル。その1階奥に2023年3月オープンしたのが「パティスリー アンシャンテ」。「体と環境にやさしいお菓子を」と、無添加・無香料・無着色、小麦粉不使用のフランス菓子を生み出しています。クッキーやパウンドケーキはもちろんレモン果実をトッピングしたウィークエンドや3種のフレーバーから選べるカヌレ、3種あるクッキー缶など、すべてがグルテンフリー。フランスらしい上品なパッケージも魅力です。
大阪メトロ御堂筋線淀屋橋駅11号出口から徒歩1分、1927(昭和2)年に竣工した芝川ビル。南米マヤ・インカの装飾を纏った近代建築ビルは、レトロ建築が多く立ち並ぶ淀屋橋でも目を引く存在です。
そんな芝川ビルには、アパレルショップやバー、喫茶店など、高感度なショップが多数。そのうちのひとつが「パティスリー アンシャンテ」です。
店内には、手作りの焼き菓子が20種以上。そのすべての商品がグルテンフリーです。材料も国産の米粉、平飼いの玉子、フランス産発酵バター、オーガニックのナッツ・ドライフルーツ・チョコレート・コーヒー豆と厳選。店内のオープンキッチンで作っているので、焼きたてが店頭に並びます。
レトロ建築らしく、壁の一部が崩れ、かつてのレンガ壁がむき出しに。朽ちた風合いをそのまま生かした内装が素敵です。
米粉と有機瀬戸内レモンでつくるウィークエンドは、しっとりした生地をレモンのアイシングでコーティング。ドライにしてから砂糖漬けにしたレモンもトッピングし、レモンらしい爽やかな酸味を際立たせています。
自分用やちょっとした手土産には個包装、プレゼントにはギフトボックス入り、用途に合わせて選べるのもうれしいですね。
フランス産発酵バターとオーガニックのバニラビーンズを使い、フランスで食べた味を再現したというカヌレは、外側がガリッと固く、中はとろけるやわらかさ。フレーバーは、ラム酒は控えめ、バニラで香りづけした素朴な味わいのプレーン、オーガニックのチョコレートを使用したカヌレショコラ、フランスの紅茶「KUSMI TEA」のアールグレイ茶葉を混ぜ込んだカヌレティーの3種があります。
連日売り切れるので、カヌレ目的なら早めの来店がおすすめです。
クッキー缶は同じサイズで3種あり、それぞれ中身が異なりますがすべてグルテンフリー。3種のクッキーがぎっしり入ったトロワ(3186円)、8種のクッキーが少しずつ詰まったウィット、ジンジャークッキーなどが10種入ったリュニック(4050円)です。
たとえばウィットは、オランダのバンホーテン社のココアを使用したビターノワール、熊本産米粉とフランス産ゲランドの塩を使ったナチュレル、ホロホロ食感のスノー、フランス産オーガニックチョコチップが入ったチョコチップクッキー、星形のアイシングクッキー、オレンジのママレードをのせた紅茶クッキーの詰め合わせです。
焼菓子といっしょに味わいたいのがフランスで親しまれている「KUSMI TEA」。日本で取り扱っているショップはなかなかありませんが、150年の歴史を誇るフランスを代表するプレミアムティーです。
イングリッシュブレックファーストは、リッチで力強いセイロンティーとまろやかで深みがあるアッサムティーのブレンド。トロピカルホワイトオーガニックは、マンゴーとパッションフルーツの香りが広がる南国テイストです。
素材にこだわった体に優しいお菓子たち。それぞれに「グルテンフリー」のマーク、さらに化学的に作られた肥料や農薬を使わない加工品の証明である「有機JASマーク」が付いているので、選ぶときも安心です。
レトロ建築の中にある「パティスリー アンシャンテ」。お菓子好きはもちろん、近代建築好き、フランス好きの方もきっと胸が高鳴るはずです。

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