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奈良・東大寺近くにあるカフェ「くもり時々アバロッツ。」で地元産素材を使ったスイーツを

  • 2024年2月12日
  • ことりっぷ


東大寺近くにある、人気レストラン「アコルドゥ」の敷地内に、奈良県産のフルーツや食材をふんだんに使ったカフェ「くもり時々アバロッツ。」があります。
店名は、スぺインとフランスの国境で使われるバスク語で「木々のざわめき」という意味で、木のぬくもりが感じられる空間。街の喧騒から離れた静かなところです。バスクチーズケーキやコクのあるコーヒーなど、素材や味にこだわった本格的なカフェメニューが楽しめますよ。
近鉄奈良駅から東大寺方面に向かって歩くこと約10分のところにある、スパニッシュレストラン「アコルドゥ」。富雄エリアの人気店として知られた名店が移転を余儀なくされ、奈良公園内の東大寺西側に開店したのが2016年のこと。そのころから、思い描いてきた念願のカフェが「くもり時々アバロッツ。」です。2023年秋に同敷地内にオープンしました。
「いちごにいちじく、ぶどう、すいかに梨、柿……あまり知られていないけれど、奈良は季節を通して果物が豊富なんです。」と川島さん。
その言葉通り、ショーケースに並ぶキラキラと輝くケーキには、市場や生産者から直接届く、彩り豊かな旬の果物が使われています。果物だけでなく、できるだけ奈良県産を使うのもこちらの特長です。
人気のティラミスは、レストラン「アコルドゥ」のコースの最後に出てくる一品。マスカルポーネチーズを使わずふわっと軽い食感に仕上げたティラミスは、おみやげにしたい!という声も多かったそう。その思いが叶ったと、レストランの常連客も足を運ぶのだといいます。
もう一つの人気商品は、オーナーシェフが修業したスペイン・バスク地方発祥のバスクチーズケーキ。チーズ、生クリーム、少しのお酒など、シンプルな素材でつくられたチーズケーキはしっかりとチーズの風味が残る食べごたえのあるもの。おみやげにもぴったりなワンホールサイズ(12cm)3240円もあります。
ケーキに合わせるコーヒーももちろん奈良のもの。ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップで優勝を果たした、奈良県五條市にある「KOTO COFFEE ROASTERS」と一緒につくったオリジナルのブレンドコーヒーはハンドドリップで丁寧に淹れてくれます。
「くもり時々アバロッツ。」では、旅の思い出に持って帰りたいおみやげもそろいます。そのひとつが、常時4種ほど揃う焼菓子。なかでも注目したいのは、手のひらほどの大きなサイズのレモンサブレ。レモンの皮、果汁をたっぷりと使い、アイシングにもレモンを効かせています。店内なら、追加でアイスクリーム添え180円をして、サブレにたっぷり絡めて楽しんでみるのもおすすめです。
カフェでケーキが盛られる木製のプレートは、。奈良の作家によるもので、実際に購入することも可能です。店内の家具も同じ作家だそうです。
川島さんは「この場所を通して、奈良の良さを伝えられたら。口にしたり、手にしたりするものだったり、ネットで繋がれる時代になっても、お店のフィルターを通してそっと出会える場所にしたい」と話し、その思いは随所にあると感じます。
歩く観光地といわれる奈良。観光の合間にひと息つける休憩場所として立ち寄ることはもちろん、ケーキとあわせてコーヒーのテイクアウトも人気なので、奈良公園など緑に囲まれて楽しむことも。「くもり時々アバロッツ。」を訪れると、これまで出会えなかった奈良の魅力にふれられそうです。

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