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限定メニューや工場見学に心躍る♪ お菓子のミュージアム「atelier京ばあむ」が京都・十条に登場

  • 2024年1月3日
  • ことりっぷ


京都のおみやげで人気の「京ばあむ」は、抹茶と豆乳の2色の生地を重ねたバームクーヘン。2023年11月11日、京都の十条に、京都・抹茶・バームクーヘンをテーマとしたお菓子の館「atelier京ばあむ」がオープンしました。3階建ての館内のあちらこちらに京ばあむにまつわるデザインが散りばめられていて、見て、ふれて、学んで、カフェタイムも楽しめる、玉手箱のような場所。ワクワクが止まらない! そんな時間が待っています。
近鉄京都駅から2駅目の十条駅から十条通を西へ歩いて10分ほど。「atelier京ばあむ」は、京ばあむと、京都銘菓「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」を作る美十(びじゅう)が手がける新施設。すぐ近くには工場を併設する「おたべ本館」もあります。
3階建ての1階が工房&ショップ、2階がライブラリ&工場見学、3階がカフェ。天井や、壁、床、階段、のれん……ここにも!? と驚くような場所に至るまで、京ばあむの世界感が楽しめます。
エントランスでは、吹き抜けになった2階の天井に届く全長8.2mもの大木が迎えてくれます。「信頼」や「安心」という“木言葉”をもつシンボルツリーのトチの木で、樹齢200年を超えるそう。
広々とした空間は、天井や床、照明、商品を並べるテーブルなど、バームクーヘンをイメージした円形を主役にデザインされています。
京都みやげの定番としておなじみの「京ばあむ」以外は、こちらだけで購入できるオリジナルスイーツばかり。生菓子やカフェのデザートメニューは、2025年(予定)にフランスで開かれるパティシエの世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」の日本予選A部門(シェア・デザートとアメ細工のピエスモンテ)にて優勝し、日本代表として選出された、シェフパティシエ・的場勇志さんがプロデュースしています。
「京ばあむ ほうじ茶味」は、京都の地下水で仕込む豆乳生地とほうじ茶生地を重ねたバームクーヘン。ほうじ茶は、契約農家・おたべ会が栽培するお茶の茎を浅煎りした「茎ほうじ茶」を使用。深い香りが心地いい余韻を残します。
中央がくぼんだ形を京都盆地に見立てた「盆地すふれ」。京都産宇治抹茶を使ったふわもち食感のスフレ生地の下に、甘く炊いた十勝産小豆が潜んでいます。京都の抹茶スイーツ界にこれまでなかった、新感覚の逸品です。
ライブラリでは、京ばあむを作るために選りすぐった素材のことや、おいしさの秘密が学べます。抹茶と豆乳は京都産、バターも国産、小麦粉は、契約農家・おたべ会が作る北海道産といったように「生産者の顔が見える原料」にこだわり、環境や安全性への配慮もなされているのです。
その奥は工場となっていて、ガラス越しに京ばあむが出来上がっていく様子が見られます。しっとりほわほわの食感になるよう生地を仕上げたり、焼き上がったバームクーヘンの表面にフォンダン(糖衣)を均一にかけたり。「工場」とはいっても、オートメーション化されているのではなく、工程の要所要所に熟練の職人さんたちの目利きと手技が込められていることがうかがえます。
カフェでは、できたての京ばあむをはじめ、こちらだけでしか味わえないメニューがスタンバイ。京ばあむと同じ卵や、美十が手がける高級食パン「別格」のパンを使ったサンドイッチなどパンのメニューもあります。
2階の工場でその日の朝に焼いた京ばあむのミニサイズも。通常の京ばあむは、しっとり&ほわほわの生地とシャリッとした抹茶のフォンダンが特徴ですが、こちらはフォンダンを塗っていないシンプルなタイプ。ふわふわ感が際立ちます。
抹茶ラテは、ミルクの甘みがいちばん引き立つ温度で仕上げているそう。
ミニサイズの京ばあむをデコレーションした「京ばあむ リッチプレート」も。バニラクリーム、カスタード風味のクリーム、抹茶ジェラート、フランボワーズのコンフィチュール、キャラメルソースで仕上げた華やかなひと皿です。
2024年の春からは、京ばあむに関連したさまざまな体験プランもはじまる予定とのことで、今後のさらなるアップデートにご注目。おみやげ選びを兼ねた旅のフィナーレにおすすめですが、雨の日、寒い日、暑い日など、室内でのんびり過ごしたいときにもぴったり。
バームクーヘンのように、すてきな旅の思い出が何層にも重なりますように。

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