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1900年以上の歴史を持つ、豊かな緑に囲まれた「熱田神宮」へ~良縁を運ぶキュートな白鳥守や新施設スポットも~

  • 2023年12月3日
  • ことりっぷ


名古屋市熱田区にある「熱田神宮」は、神話の時代からその歴史を刻む、由緒ある社。創建より1900年以上、人々の信仰を集めてきました。敷地内には歴史ある建物や摂社・末社が点在していて、商売繁盛・必勝祈願など、さまざまな願いを胸に人々が訪れています。お土産ショップや休憩スペースなどが広がる憩いの広場もあり、地元の人からは熱田さんと呼ばれ親しまれている「熱田神宮」の見どころをご案内します。
名古屋の人々にとって特別な神社として親しまれている「熱田神宮」。御祭神は熱田大神。三種の神器のひとつ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」をこの地に祀ったことが創祀の由来とされている、1900年以上の歴史を持つ社です。
「熱田神宮」には門が3つあり、東門は名鉄名古屋本線「神宮前駅」から、西門は地下鉄名城線「熱田神宮西駅」から、正門は地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町駅」からが最寄りの駅となります。3つの門からそれぞれ玉砂利の参道が本宮へと続いています。
熱田神宮の本宮は平成21年に造営されたもので、伊勢の神宮とほぼ同じ形式の神明造り。美しく荘厳な社殿では6月の「熱田まつり」や新年の「初えびす」など、さまざまな祭典が執り行われています。
なかでも昔から愛されているお守りが、かわいい白鳥をかたどった「白鳥守」。こちらのお守りは、熱田神宮に祀られている神様のひとり、日本武尊が亡くなった後、妻である宮簀媛命(みやすひめのみこと)のところに白鳥になって帰ってきたという伝説にちなんだもの。夫婦やカップルの愛を結びつける招福のお守りです。
本宮を参詣した後は、別宮・摂社・末社にもお参りしましょう。女性に人気なのが、本宮に隣接する神楽殿の脇の小路を行った先にある「清水社」。こちらの裏手には湧水があり、その水で目や肌を洗うと美しくなれるという言い伝えが。柄杓で岩に水を3回掛けるとその願いが叶うといわれています。
境内には、織田信長が桶狭間の戦いの折、ここで必勝祈願をし見事、戦に勝ったことから寄進した「信長塀」も。ほかにも「熱田神宮」は源頼朝や徳川家康とのゆかりもあるといいます。さらに「宝物館」には、そんな歴史を物語る宝物や書物など6000点以上が展示されているので「熱田神宮」のより深い歴史を知りたい人はぜひ立ち寄ってみてください。
ひと通りお参りが済んだら令和3年にリニューアルし誕生した「くさなぎ広場」と呼ばれる休憩所に立ち寄ってお土産や食事を楽しみましょう。ここには刀剣の展示施設「剣の宝庫 草薙館」やお土産が並ぶ売店、散策道などがあり、長年参道の名物として親しまれている「宮きしめん」もこちらで味わうことができます。
大正時代創業の「宮きしめん」は、名古屋市内などに飲食店・直売店を10店舗展開している名古屋名物きしめんの専門店。ここ熱田の地で創業しました。
「宮まんじゅう」は、宮きしめんが作るこだわりの焼きまんじゅうで、ここ神宮店で製造されているので、タイミングがよければ焼き立てを食べることもできます。箱入りも販売していて参詣のお土産としてもおすすめです。
※年末年始の繁忙期や季節によってメニューが変わるので紹介したメニューがない場合もあります。
ほかにもさまざまなパワースポット、見どころがあり、初詣・初えびすのシーズンである年末年始は多くの人でにぎわう「熱田神宮」。時間があればぜひ早朝に参詣してみてください。朝日が木立から差し込み、清々しい空気に包まれるのでおすすめですよ。時間に余裕をもって訪れ、そのパワーをしっかりと感じてみてくださいね。

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