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栃木藤さんぽーあしかがフラワーパークと益子陶器市をめぐる小さな旅ー

  • 2023年4月21日
  • ことりっぷ


東京から約1時間で行ける小京都・栃木県足利市。藤の花で世界的にも有名な「あしかがフラワーパーク」は、国内のみならず海外からも多くの人々が訪れる花のテーマパークです。四季折々で花が楽しめますが、ベストシーズンは春。樹齢150年、600畳敷きの藤棚を持つ大藤や、長さ80mにも渡り続く白藤ときばな藤のトンネルなど、350本以上の藤が咲き誇ります。
そんな「あしかがフラワーパーク」や、GWに開催されるうつわ好き注目のイベント「2023益子陶器市」と一緒に立ち寄りたい、小さな旅のおでかけスポットをご紹介。ぜひ春旅の参考にしてくださいね。
あしかがフラワーパークでは「ふじのはな物語~大藤まつり2023~」を、2023年4月12日~5月14日(ライトアップ期間は4月15日~)の期間開催しています。
さくら色のうす紅藤、樹齢160年におよぶ600畳敷きの藤棚を持つ大藤や、極めて珍しい八重咲きの花房をつける八重黒龍藤、長さ80mもの白藤のトンネル、黄色いきばな藤など、350本以上の藤が咲き誇ります。
開催期間中は、営業時間を延長予定。ライトアップされた幽玄な藤は、ため息がこぼれそうなほど優雅な美しさです。
咲く藤色の順番としては、うす紅、紫、白、黄色の順番で、約1ヶ月間楽しめますよ。
園内のレストランにはテイクアウトメニューがあり、藤の香りのオリジナルソフトクリームやご当地グルメを手軽に楽しめます。
JR足利駅から徒歩10分ほど、市内随一の観光名所である足利学校と鑁阿寺をつなぐ通り沿いにある喫茶店「あまから家」。石畳によく似合うレトロな佇まいの老舗です。甘いものと辛いものを楽しめるというのが名前の由来なんだそう。
看板メニューのひとつ「クリームあんみつ」は、アイスから寒天まですべて手づくり。口の中で崩れる寒天や、ほどよい甘さのあんこ、しっとりほろほろのみつ豆は、どれも絶妙な仕上がりです。もうひとつの看板メニュー「本格辛口インドカレー」やハヤシライス、カツ丼など、食事メニューも豊富。ランチにもお茶にもおすすめです。
同じ通り沿いにある「うさぎや」は、アンティーク着物や古布が豊富に揃う着物店。地元・足利や秩父・伊勢崎の銘仙をはじめとする常時100種類以上のラインナップは、オーナー自らの買いつけ。銘仙を中心としたアンティーク着物のレンタルサービスも行っています。
また、お店の2階には工房と喫茶室があります。銘仙柄をモチーフにした3種類の「銘仙上生菓子」は市内の和菓子店とコラボして、ディテールまで再現したもの。食べるのをためらうほどの美しさで、お土産にもおすすめです(要予約)。
栃木に訪れたらぜひ訪れたい焼きものの名産地、益子町。2023年4月29日(土)~5月7日(日)の間、「2023益子陶器市」も開催しています。
益子焼の窯元「小峰窯」のセレクトショップ「nagi」では、オリジナルのうつわだけでなく陶器市で行列ができる人気作家さんの作品も数多く取りそろえています。ろくろを使った陶芸体験で、自分だけのうつわがつくれるのも魅力。益子焼の奥深さを、目で、体で感じることができますよ。
「小峰窯」を訪れるなら、ぜひ陶芸体験もどうぞ。電動ろくろを使って、世界でひとつの自分だけのうつわがつくれます。1日3回開催されており、体験時間は説明もあわせて約2時間。人気のため、必ず事前に予約しておきましょう。
※陶芸体験の開催時期は、HPにてご確認ください。
うつわ探しの合間にお茶をするなら、ぜひ「Cafe Novel」へどうぞ。アンティークの家具で彩られた空間で、益子のうつわや地元食材を使ったメニューをいただけます。益子づくしのおもてなしで、このまちの魅力を再発見できますよ。ランチタイムは混雑する日が多いので、事前の予約がおすすめです。
地元の新鮮な農産物をはじめ、ピクルスやジャムなどの加工品、クラフトのまち益子ならではの工芸品がズラリとそろい、お買い物が楽しい「道の駅ましこ」。おみやげに買って帰りたいのは、年間2万5000個以上を売り上げるという益子焼のミニ釜に入ったプリンと、同じくミニ釜入りのブリュレです。どちらも、益子町産の新鮮な卵を贅沢に使った濃厚な味わいが魅力。施設内のカフェでも味わうことができますよ。
「道の駅ましこ」では、観光案内やレンタサイクルの貸し出しなども行っており、旅の拠点にぴったり。ピクニックシートを借りることもできるので、天気の良い日はテイクアウトフードを購入し、芝生の広場でピクニックするのもおすすめです。週末はキッチンカーも登場。益子の魅力が詰まった施設で、ひと休みしていきましょう。
陶器以外にも益子のおみやげはいろいろあります。街を歩けば個性的なショップがあちこちに……。きっとお気に入りの一品が見つかることでしょう。
「陶庫」は、大正や昭和時代の3つの建物を1つにつなげた老舗ギャラリー。趣のある広々とした店内には、益子で活動する作家が作る、ふだんの暮らしで使いやすい器などが並びます。個性あふれる作家の作品展も常時開催しています。
城内坂の途中にある雑貨店「G+OO −G plus two naughts−」。一点モノも多く、地元でも人気が高いお店です。
オーナーの目利きによるアート小物や、作家ものの手づくり雑貨が店内にずらり。ひと味違った個性的な陶器類も集められています。
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いかがでしたか?
この時期、魅力的なイベントが目白押しの栃木。一足伸ばして日帰りでおでかけに行ってみませんか?

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