サイト内
ウェブ

丁寧で美しき手仕事を感じる、素材に寄り添った「パドゥドゥ ファクトリー」のクッキー缶

  • 2022年12月25日
  • ことりっぷ


スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつから贈り物にも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。ここ数年、特別感のあるギフトとしてクッキー缶の人気が高まっています。宝箱と呼ぶにふさわしい驚きや幸せがギュッと閉じ込められたクッキー缶を大切な方へ贈ってみませんか。今回は「PAS DE DEUX FACTORY(パドゥドゥ ファクトリー)」のパドゥドゥクッキー缶をご紹介します。
埼玉県さいたま市にある「パドゥドゥ ファクトリー」は、1985年創業の地元で愛される洋菓子店です。フードロスを最小限にするため、2020年9月に予約販売メインのファクトリーにリニューアル。2代目店主でありプロデューサーの河合由海さんと、シェフの村上淳子さんをはじめとするパティシエたちが、生産者や作り手の想いを大切に丁寧な菓子作りをしています。
使われる材料の多くが国産素材やオーガニック素材。「自分たちが大切にしていることを共有でき、信頼している生産者から食材を分けてもらうことを大切にしています。その結果、オーガニックのものだったということが大いにあります」と、誠実な物作りへの姿勢は菓子にも表れ、素材本来のおいしさが光ります。なかでも、クッキーは親子3世代でファンがいるほどの人気商品で、リニューアルのタイミングで新発売となったのがパドゥドゥクッキー缶です。
金の箔押しが施されたサックスブルーのスリーブには、ロゴの入った白色の缶が収められています。シンプルに研ぎ澄まされたデザインからはセンスを感じられますね。
オプションでメッセージカードを購入することもでき、「Thank you」「Happy birthday」「Congratulation」の3種類があります。これらは「パドゥドゥ ファクトリー」の全ビジュアルを担当する小林明日香さんがクリエイティブディレクターを務め、Lucy+Kさんがデザインしたオリジナルのもので、ブランドに関わりの深いモチーフの写真がベースになっているそう。そこにゴールドの華奢な金箔の線を施すことによって「お客様のこれからの人生が輝く素敵なものになりますように」という願いが込められています。
国産小麦粉、北海道よつ葉バター、平地飼い有精卵など素材のポテンシャルを最大限に引き出し、いずれも飽きのこない味わいです。厚みや大きさを変えることで、サクサク、カリカリ、さくほろと、6種全て異なる食感で食べ比べが楽しいですよ。左上から時計回りに、さくさく軽い歯ざわりに心浮き立つ「ラングドシャ」はオーガニックオレンジが心地よく爽やかな香り、ザクザクの「全粒粉クッキー」はじっくりと噛み締めたくなる滋味あふれる味わい、島根県木次乳業のパスチャライズ牛乳を使ってサクッと焼き上げた「ひとくちクッキー」はやさしい甘味がほんのり、オーガニックココアの深みのあるコクに引き込まれる「ココアクッキー」はざくざく食感、オーガニックくるみにきび和糖をかけた「くるみシュガー」は上品な甘味と香ばしさが口いっぱいに、宇治抹茶とオーガニックアーモンドプードルを使った「抹茶クッキー」はサクッホロッとほどけると抹茶の旨味と香りに癒されます。
パドゥドゥクッキー缶は、東京・清澄白河に2022年2月にオープンした2年間限定の姉妹店「FOOD&GALLERY“RURI”」でも販売をしています。素材そのものの良さを引き出したシンプルな味わいをゆっくりと堪能してみて。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.