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雲の上の別天地・四国カルストの空気もごちそう♪「カルスト珈琲」で楽しむ天空のカフェ時間

  • 2022年5月7日
  • ことりっぷ


標高1000m~1500mに位置する四国カルストは、東西約25㎞にわたってのびやかに続くカルスト台地です。日本一高い場所にあるカルスト台地から「雲の上の別天地」とも呼ばれています。そんな絶景スポットに、ポツンと立つコーヒースタンドをご存知でしょうか。その名も「カルスト珈琲」。澄んだ空気とコーヒーを味わう、天空のカフェタイムへと案内します。
高知空港から車で約2時間、松山空港からも車で約2時間。高知県と愛媛県の県境に位置する四国カルストは、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台と並ぶ日本三大カルストのひとつです。1000m級の山々が連なる高原の大パノラマにポコポコと白い石灰岩が顔を出し、所々で牛たちが草をむしゃむしゃと食べている、そんな非日常のロケーションが一帯に広がっています。ハイキングが楽しめる「天狗高原」、石灰岩が多く見られる「五段高原」、あちらこちらに牧場が点在する牧歌的な雰囲気の「大野ヶ原」といったビューポイントが迎えてくれ、丘陵地から山々を見渡す絶景地「姫鶴平」に今回紹介する「カルスト珈琲」はあります。
「四国カルストにはカフェがほとんどなく、この美しい景色の中でおいしいコーヒーを飲む場所を作れたら」という思いで、オーナー・戸田さんが「カルスト珈琲」をオープンさせたのが2020年のこと。今では四国カルストの人気カフェとなり、ここを目指して訪れる人が多くいます。
天井はどこまでも続く青い空、壁は見渡す限りの緑の山々、床はふかふかの草原。コロンとかわいキッチンカーの周りにキャンプ用の椅子や切り株のテーブルが並び、絶景を独り占めできる特等席へと早変わり。大自然の中でカフェタイムを楽しめるのが「カルスト珈琲」の醍醐味なのです。
「カルスト珈琲」で味わえるのは、ハンドドリップで丁寧に淹れるコーヒー。豆は愛媛県の久万高原焙煎所から仕入れ、澄んだ高原にマッチするようオリジナルの深煎りに。定番人気の「四国高原牛乳カフェオレ」は、コクのある牛乳がまろやかさをプラスしながら、コーヒー本来の苦味と風味が感じられる一杯。ほかにも、温州みかんジュース、四国高原牛乳ココア、高原ふわふわミルクなど約10種類のドリンクメニューがそろっています。
ドリンクと一緒に味わえるおやつも楽しみのひとつ。なかでもぜひ注文したいのが、高原牛乳をたっぷり使った「シュークリーム」。ふわふわの生地に、こっくりとしたカスタード&生クリームがたっぷり。数量限定なので、見つけたらぜひ味わってくださいね。
また、四国カルストに放牧される牛をモチーフにした「牛さんクッキー」も人気の一品。サクサクのサブレ食感とやさしい甘さが、コーヒーのおいしさを引き立ててくれます。
四国カルストは青と緑に包まれる昼だけでなく、山々を赤く染める夕暮れ時、満天の星が広がる夜も魅力です。「カルスト珈琲」の近くには、星をテーマにした宿泊施設「星ふるヴィレッジTENGU」があり、宿泊者以外も楽しめるプレネタリウムやレストランも。
非日常に包まれる天空の台地で、心と体をリラックスさせてみませんか。
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最新の『ことりっぷマガジン Vol.32』では、「深呼吸したくなる場所。」をテーマに、四国カルスト以外にも、仁淀川や雲の上の町・梼原など、高知の魅力をお届けしています。
そのほか日本各地の自然あふれるエリアや癒やしのスポットも掲載。のんびりできる居心地がいい場所へ、この春はヒーリング旅へでかけましょう。

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