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【毎日おやつ】ホイルに包まれたしっとり生地の焼き菓子「ひのくに椿」/熊本県

  • 2020年11月16日
  • ことりっぷ


全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は熊本県の「ひのくに椿」をご紹介します。
アルミホイルをめくって食べる焼き菓子「ひのくに椿」。しっとりした食感の生地の中に、栗の風味が香る「栗」と、「つぶし」が入った2種類です。甘すぎない生地と口当たりの良い食感は、日本茶にもコーヒーにもよく合います。
熊本銘菓で知られる「ひのくに椿」を作っているのは、熊本の南部に位置する人吉市の小さな工場。生地には地元養鶏場直送の新鮮な卵や熊本県産小麦を使っています。北海産の小豆を炊き上げた自家製のあんこに、食感を残してなめらかにつぶした栗の餡なども、手作業にこだわり丁寧に焼き上げているそう。
北欧風のお花が描かれたパッケージも可愛らしい「ひのくに椿」ですが、そのモチーフは伝統工芸である「花手箱(はなてばこ)」。木箱にあざやかな赤い花と艶やかな緑の山椿を絵付けした「花手箱」は、平安時代に京の都を追われて人吉・球磨地方に隠れた平家の人々が作り始めたといわれています。現代では幼い女の子への贈りものにも使われることもあるそう。
お菓子のネーミングの「“ひのくに”椿」は熊本地方の昔の呼び名「肥(ひ)の国」。おいしいお菓子はもちろんのこと、その昔の平家落人伝説にちなんだパッケージに隠されたストーリーもお茶の時間の話題として楽しんでみませんか?

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