2025/05/02 17:57 ウェザーニュース
明日からゴールデンウィーク後半の4連休がスタートします。天気が崩れやすいのは明後日4日(日)・みどりの日と最終日の6日(火)となりそうです。
連休初日の明日3日(土)・憲法記念日は西日本、東日本で晴れる所が多く、北日本でも日中は晴れ間が出ます。夜になると上空に寒気を伴った気圧の谷が日本海に進んできて、この影響で本州の日本海側では雨の降り出す所がある見込みです。
気圧の谷は明後日4日(日)のみどりの日にかけて北日本を通過していく予想となっています。北海道や東北では雨が降りやすく、一時的に雨が強まったり、雷や雹(ひょう)、霰(あられ)などを伴う可能性があるため注意が必要です。
また、昼間は晴れる太平洋側でも天気が急変する可能性があります。特に関東は地上に近い所に暖かな空気、上空の高い所に寒気が流れ込むことで大気の状態が不安定です。シアーライン(風の流れが変化する境界線)が通過するタイミングで雨雲が発達しやすくなるため、キャンプなど山のレジャーを予定している方は、空の変化に注意をしてください。
5日(月)・こどもの日は高気圧が勢力を広げるため、西日本から北日本の各地で日差しが期待できます。沖縄から奄美は雨が降りやすくなりそうです。
高気圧は足早に東に離れ、夜遅くなると九州の一部に雨雲が広がってきます。4連休の最終日となる6日(火)は低気圧や前線が近づく影響で全国的に天気が崩れる見込みです。
5日(月)深夜に九州で降り出す雨の範囲は6日(火)朝までに西日本の各地に拡大します。午後には関東など東日本や東北でも雨が降り出し、北海道をのぞくほとんどの所で傘が必要になる見通しです。太平洋側では強く降る可能性があるため、旅行先などから車で移動する場合は速度を出しすぎず、安全な運転を心がけてください。