臨時特急「絶景ネモフィラ高崎号」が4月29日、JR高崎線・本庄駅に停車した。(本庄経済新聞)
JR高崎線・本庄駅南口
同駅では、同列車が到着する数分前から、「今度の1番線の上り列車は、臨時の特急列車『絶景ネモフィラ高崎号』」「この列車は、本庄を出ると、熊谷、鴻巣、上尾、大宮、南浦和、南越谷、吉川美南、水戸、終点勝田の順に停車します」「この特急列車は全車指定。先頭が7号車、最後尾が1号車」などの、数回にわたってアナウンスが流れた。
本庄駅・1番線には列車の到着を待つ鉄道ファンが集まり、カメラを構えてシャッターチャンスを狙っていた。列車を撮影していた30代男性は「子どもの頃から電車に興味があった。今日、JR高崎線を季節限定の列車が走るということを知り、わくわくしていた。最高の瞬間を撮ることができた」と話していた。
同列車(往路)は、高崎駅を7時22分に出発し、本庄駅に7時39分着、大宮駅を経由して茨城県の勝田駅に向かった。
勝田駅が最寄り駅の「国営ひたち海浜公園」(茨城県ひたちなか市)は一年を通じて花を楽しむことができ、ネモフィラは4月中旬から5月上旬にかけて見頃を迎えるという。
4月中旬から5月初旬にかけて、関東の各地から勝田駅間を往復する臨時列車「特急絶景ネモフィラ号」。今年、東京都の青梅駅と高尾駅、千葉県の君津駅、埼玉県の川越駅、神奈川県の平塚駅、そして群馬県の高崎駅の6方面から運転。「高崎号」の運転は1日のみ。
16時7分に勝田駅を出発した同列車(復路)は18時51分に本庄駅に停車し、終点の高崎駅に着いた。