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多摩川のせせらぎを聞きながらガーデンテラスでお茶を。週末&祝日限定のカフェ/青梅「ティールーム」

  • 2020年10月16日
  • ことりっぷ


「ティールーム」は目の前を流れる多摩川と一軒家ガーデンの四季折々の風景を楽しみながら、お茶をゆっくりといただけるカフェ。川のせせらぎや鳥のさえずりが心地よく、まわりに広がる緑やエメラルドグリーンの川の流れを眺めていると、日常を忘れてしまいそう。香り豊かなフルーツティーやホームメイドのお菓子にも心が安らぎます。
JR青梅駅から歩いて約15分。多摩川の蛇行に沿って整備された「釜の淵公園」の対岸に「TeaRoom(ティールーム)」はあります。公園へつながる歩行者専用橋「鮎美橋」のすぐ近くです。
子どもの頃から大の花好きだった吉田妙子さんが自分の庭をつくりたいという長年の夢を叶え、1999年に洋風ガーデンと丸太の温もりあふれる一軒家をカフェとしてオープン。現在は娘の五百木絵里加さんと庭づくりを続けながら、週末と祝日のみ開店しています。
吉田さんの理想の庭は、植物の自然な姿をそのまま楽しめるナチュラルガーデン。さまざまな樹木や草木がいきいきと生い茂り、季節の花があちこちに咲く様は森の中の風景を切り取ったかのよう。いつ来ても違う草花で彩られ、リピーターになる人も多いのだとか。
庭にはテラス席が設けられ、ナチュラルガーデンの雰囲気や多摩川の自然の景色をいながらにして楽しめます。開放感たっぷりで気持ちがよいので、こちらに座るお客さんがほとんど。ゆったりとくつろげ、読書したり、庭を散策して植物を観察したりする人もいます。
この素敵の時間をより上質にしてくれるのが、営業日の朝に焼きあげるショートケーキやスコーン。季節のフルーツをのせたショートケーキは生地がふんわり、生クリームもふわふわ。甘さ控えめでフルーツの酸味とあいまり、さっぱりと味わえます。
オリジナルレシピのスコーンは、パンに近いしっとりとした食感。長野に住んでいる吉田さんの妹さん手づくりのいちごジャムと生クリームをのせていただくと、いちごの自然の甘さとつぶつぶ感、ミルクの濃厚なコクがほんのり甘い生地とよく合います。
ドリンクはアールグレイやセイロンなどのスタンダードティーのほか、個性豊かな香りを楽しめる紅茶のメニューが充実。テーブルに運ばれてきた瞬間から芳醇な香りが鼻をくすぐるフレーバーティーはマスカットやレモネードなどのフレーバーが季節ごとに登場。
フルーツティーの「ハワイカクテル」はバラの実やハイビスカス、パイナップルがブレンドされ、甘酸っぱくてトロピカルな香り。お菓子の名前のような「アーモンドパイ」はりんごやぶどう、アーモンドなどがブレンドされ、甘い焼き菓子のような香りです。
一軒家の室内にもテーブル席が用意され、窓から庭を眺められます。飾り棚にはイギリスの食器ブランド「ウェッジウッド」のティーカップが並び、廃版になった貴重なものも。紅茶はお客さん一人ひとりに異なるデザインのティーカップで提供しているそうです。
また、ティーカップやテーブルコーディネート、インテリアは季節ごとに変わります。ハロウィンやクリスマス、イースターなどのイベントにも合わせ、毎回どのように仕上げようか楽しみなのだとか。おみやげ用のいちごジャムのラッピングまで変わりますよ。
多摩川の風景も、春は「釜の淵公園」の桜が咲き、秋はイチョウが黄金に染まります。お茶の時間を楽しみながら、いろいろなもので季節の移ろいを感じてみてはいかがでしょう。

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