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台湾ローカルフードで旅気分。美味しいと体に優しいを追求する「百花茶莊」

  • 2020年9月7日
  • ことりっぷ


台湾のローカルフードを手作りする専門店が名古屋市中区大須にオープンしました。日本でも人気のタピオカドリンクや豆花ですが、タピオカを生地から手作りし、豆花には国産豆乳を使うなど、とことん素材を厳選。体を温めたり、代謝を高めたり、食べて体を整える医食同源の考えに基づいた、台湾の日常食。その魅力を日本で気軽に体験することができるお店となっています。
名古屋市中区大須、大津通沿いにお店を構える「百花茶莊」。台湾を何度も訪れ、その魅力にハマってしまったという店主ご夫妻がはじめた、台湾のローカルフードを楽しめるお店です。扉のないオープンな造りとなっていて、コンクリートむき出しの壁面や店名をかたどった赤色のネオンサインなど、どれも現地の雰囲気をイメージしてデザインされています。
「百花茶莊」の名物は、豆乳をプリンのように柔らかく固めて作ったデザート、豆花(トウファ)。中国各地で作られていますが、シロップを掛け、さまざまなトッピングを入れてスイーツ感覚で楽しむのが台湾スタイルです。豆乳を使っているということで、カロリーも控えめでヘルシー。特に女性に人気ですが、台湾では幅広い世代に愛されているおやつです。
お店では、お豆腐屋さんから濃厚な国産豆乳を分けてもらい、豆花を毎日手作りしています。口に入れると、滑らかで口溶けが良く、豆乳の風味豊かですが後味はすっきり。いくらでも食べられそうです。
トッピングは柔らかく水煮や甘煮にした小豆や緑豆、ピーナツのほか、食感の楽しい白きくらげやハトムギも豆花の定番です。
「緑豆は疲労回復に、ハトムギや白きくらげは美肌によいとされ女性に人気が高い食材です。仙草ゼリーはデトックス効果のある台湾で人気の薬草ゼリー。少しほろ苦いですが、意外に人気ですよ」。その日の体調に合わせてトッピングを選んでみるのもいいですね。
豆花とともに豆乳を使って作るのが、濃厚な豆乳にお酢を加えて作るスープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」。台湾の人々が朝ご飯に楽しんでいるという料理で、現地では専門店もあり、人気店には行列ができているとか。「百花茶莊」でも、ラー油や干し海老、搾菜のほか、油條という揚げパンを添えた、台湾式の鹹豆漿を楽しむことができます。
ドリンクも台湾ジャスミンティーや四季春茶、黒糖ミルクなどがラインナップしていて、それぞれタピオカのほか、豆花、仙草ゼリーなどをトッピングすることができます。四季春茶は華やかな香り、台湾ジャスミンはすっきり爽やかな香りが特徴です。
人気のトッピングはタピオカですが、「百花茶莊」では安心して食べてもらいたいと、お店で手作りしています。使うのはキャッサバのデンプンと沖縄県多良間島の黒糖のみ。噛むほどに黒糖の風味が口に広がって味わい豊かです。
「店内のメニュー札には、まだお店にはない品も掲げられていますが、これからぜひ提供していけたらと思っているメニューばかりです」というオーナー夫妻。台湾の人々が日常で楽しんでいる食を、自分たちが納得できる食材と製法で作り上げたい、といいます。
台湾に行ったことがある人ならば、旅の記憶を思い出させてくれる「百花茶莊」。そうでない人も、異国情緒溢れる雰囲気と手作りの味にきっと魅了されるはずですよ。

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