サイト内
ウェブ
キャンプの恵み

Vol.165 持続可能なキャンプのために OIS2019

  • 2020年1月6日
  • (社)日本キャンプ協会

 キャンプをはじめとした、野外や自然の中、アウトドアでの活動が今までになく広がってきています。そこに関わる人、団体、企業もとても増えてきているのではないでしょうか。

165camp

 先日東京でアウトドア・イノベーション・サミット2019(OIS2019)というイベントが開催されていました。キャンプ場スタッフ、オーナーの方、メーカーの方、販売店の方、アウトドアプログラムを提供しているガイドの方、アウトドアを研究されている方、メディアの方、そして私たちのようなキャンプやアウトドアの分野に関わる団体の方など、「アウトドア」に関わっている方が広く集まっていました。まさに今広がっているアウトドアでの活動に関わる人たちです。

 そんなたくさんの方が集まって何をしたかというと、いくつかの講話、パネルディスカッションが中心のプログラムで、自分たちの活動につながるような、そして、これからの活動を考えていけるようなきっかけや新しいトピックを学びました。また、会場に集まっている多くの人との出会いの場でもありました。

 そこで、多く出ていたキーワードが、「持続可能な」という形容詞です。SDGsをはじめとして、様々なところで聞くようになった「持続可能な」という言葉。キャンプやそこに関わる私たちにとっても、あらゆる面で大切な言葉です。例えば自然のフィールドの回復力を上回るようなダメージを与え続けてしまったら、そのフィールドでは活動できなくなります。ほかにもどんなに大切なことをしていても、誰かに必要以上に負担がかかってしまったり、負担できないような金銭がかかってしまったりしたら、その活動を続けることもできません。

 そうならないよう、特に活動の舞台となる自然環境のことについては、実際に活動している私たち、そこにキャンプ場を持っている人たち、そしてその自然の中で使う道具やグッズを作っている人たち、みんなで考えて、持続可能な状態にしていく必要があると感じました。誰か1人では難しいですが、今回のように業種の垣根を超え、みんなでこれからも自然の中での活動を思いっきり楽しめるよう、考え始めています。

 そして大切なことは、キャンプやアウトドアでの活動を楽しむみなさん一人一人も、一緒になって考え、行動してくださることです。明日も、来年も、10年後も、自然と一緒に遊べるように…。

(まっちゃ)

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。