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キャンプの恵み

Vol.162 人工の森で考える持続可能な未来

  • 2019年9月2日
  • (社)日本キャンプ協会

みなさんは、明治神宮をご参拝されたことはあるでしょうか?
 新宿から渋谷方向に向かって歩くと、都心とは思えない緑豊かな明治神宮に出会うことができます。原宿の駅もそうですね。繁華街の東側と明治神宮が鎮座する西側では、雰囲気が全然違います。

 この明治神宮の森、もとからここにあったわけではないという事、ご存知でしょうか?
 実は、明治神宮ができる前、この辺りは荒れ野でした。そこに、日本中から寄せられた木を植えて、100年後に立派な森になることを夢に、作られたのがこの明治神宮の森です。そして、ちょうどその試みが始まって、100年が経とうとしています。

 当時、この森を創る計画を考えた学者たちは、今に通じるあることを目指しました。それは森自身がきちんと新陳代謝を繰り返し、持続可能な森になっていくこと。例えば、木の種類。例えば、人の手はどのくらい入れるのか…。そういったことまで考えて、森の設計図を描き、1本1本植えていきました。

 現在でも、基本的には人は参道に落ちた落ち葉を集め、森に返すという形でしか関わらず、森自身がそこに住む動植物たちとその営みを続けていると伺っています。
 一歩引いて、伸びていくそれ自身の力を最大限引き出していく、なんだか、私たちの組織キャンプでの参加者と指導者の関わり方に通じるものがある気がしました。

キャンプの恵み162_1

さて、そんな壮大な森の中でその森を守り、今度は未来の森へつなげる活動をしている方々がいることをご存知でしょうか?
 森の中での様々な活動に加え、明治神宮の森で生まれたどんぐりたちを、特別な許可を得て育て、全国の想いを一緒にする里親のみなさんと育て、それを未来の森につなげていく活動をしているNPO法人響さんです。

 今回、お話を伺って、そのどんぐりの里親になれる機会を設けました。100年前に人の手によって生まれた森が、立派な森へと育ち、そこからまた未来の森へつながっていく。こう考えただけでも、自分の寿命をはるかに超えた壮大な話にわくわくします。

 どんな想いで、そしてそこからどんなことを感じているのか、聞いてみたくないですか?
 響さんから聞く明治神宮の森での活動の話から、今の社会が抱えているたくさんの課題を解決するヒントも一緒に見つかりそうな気がしています。そして私と一緒に未来の森の1本の里親になってみませんか?

(まっちゃ)

NPO法人響から学ぶ「自然を守り 未来をつくるとは」
◆日本的自然観を探る  ◆明治神宮の森からいただくどんぐりの里親になる

日時:9月20日(金)19:00~20:30(予定)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・渋谷)
詳細:http://www.camping.or.jp/cafedecamp.html


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