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月の年金15万円でギリギリの生活「今になって国も投資を勧めているが、もう遅い」68歳男性の後悔

  • 2024年4月14日
  • All About

老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住68歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住68歳男性のケースをご紹介します。

■回答者プロフィール
回答者本人:68歳男性
同居家族構成:本人、妻(65歳)
居住地:千葉県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:750万円
現在の貯蓄額:預貯金800万円、リスク資産:なし
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:不明

■現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):5万円(受給年齢を繰り上げ)
老齢厚生年金(厚生年金):10万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

配偶者の年金や収入:年金60万円(年額)

■「急な出費に耐えられないギリギリの生活」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した今回の投稿者。

その理由として「生活していくのにギリギリです。旅行にも行けないし、何か急な出費があるとカツカツになります。質素そのもの」と語っています。

ひと月の支出は約「18万円」。夫婦の年金を合わせると20万円ほどのようですが、「年に1〜2回足りない月がある」と回答されています。

■「足りない支出は息子に頼っている」
現在は完全リタイアしていて年金以外の収入はなく、年金で足りない支出については「息子から少しお金を入れてもらっている」そう。

「朝食や昼食は簡単に済ませています。夕食についても極力質素にしています。電気代もほとんど使いません。お風呂は週一回」など日ごろから節約生活に努めていると言います。

■「投資はギャンブルと決めつけていたことを後悔」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「投資をしておけばよかったと思います。投資はギャンブルのようなものと決めつけていたのは良くなかったです。今になって国も投資を勧めていますが、遅いです」と回答。

心もとない経済状況の中、「家の修理があまりできません」と現実的な問題にも直面している様子です。

いっぽうで年金生活の楽しみも。「日常に幸せがあることを知りました。今は映画が大好きです」と現役時代には気づかなかったささやかな喜びを語っておられました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません

あるじゃん 編集部

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