OM-D(E-M5)は動画にも適したカメラだ。何しろ12-50との組み合わせでは防塵防滴である。水の流れなど少々カメラが濡れても大丈夫だ。 今まではAVHC方式での動画で、処理に時間がかかりパソコンとの相性は良くなかったが、今回からmpg方式に変わったのでファイルをそのままQuicktimeで再生できる。 動画のスペックはフルHD 1920X1080 30Pだと思う。今まではAVHCで60iだった。60iはインターレース方式で30コマ60フィールドだ。テレビはかってはこの方式だったが今はプログレッシブが主流だろう。60pというのも一般化してきたから、動画も60コマだとよかったなと思う。けれどぼくの場合パソコンでの処理は30コマで行うことが多いから、どちらでも同じなのかもしれない。そのあたり長く動画をやっているのに、以前は助手に任せていたので、ぼくの編集の知識がからっきしだめだ。 手ぶれ補正は極めてよく効くようで、この動画は全て手持ち。といってもカメラを何かに押し当てたりしているが・・・。12-50は電動ズームなので動画には最適だ。ただF値がズームで変わるので、動画を電動ズームで撮影すると、明るさを補正している動作が画面の中で若干感じられるように思う。最高画質で動画を撮りたい場合、フォーサーズ用の明るいズームを用いるのがよいと思う。
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