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海野和男のデジタル昆虫記

今年使ったカメラたち

今年使ったカメラたち
2023年12月30日

毎年恒例の今年使ったカメラたち。今年は、昨年とほぼ変わらず、OM1で写真を撮り、GH6で動画を撮る日々だった。
WEB記事のための新製品も使ったので、TG7などの新機種も使った。その使用記はTG7の使い方を豊富な作例とともに解説した動画をアップしてある結構見てくださった方も多く、再生回数は5000回ほどになっている。まだ見ていない方はぜひご覧ください。
他には写真の撮り方の本を書いていたので(なんと出版不況で、出るかどうかわからなくなっている)、ニコンZ9を1ヶ月ほど使ってみたり、キャノンサークルの仕事でR5を使ったりもした。
最近、写真より動画が面白くなってしまい、ちょっと困ったものだと思っている。動画と写真がシームレスになり、動画から写真を切り出す子もよくやった。TopazPhotoAiを使えば、GH6の5,7Kであれば4000万画素以上の写真が切り出せる。GH6にはプリ連写がないが、切り出しでほぼ同様の写真を得ることができる。Z9はOM1に近いプリ連写ができるので、なかなかよかったが、OM1と比べて、ガタイが大きくて、使い続けたいとは思わなかった。キャノンのRF100-400mm F5.6-8は軽さと解像度の高さに舌を巻いた。10万円もしないレンズで、重さも700g程度とマイクロフォーサーズより軽いことにもびっくりした。OMやLumixにもこんな普及型レンズを出してもらいたいと思った。使ったことはないが、APSのEOS R10はOM-1近いプリ連写が可能なようで、OM-1のライバルになり得る機種かもしれない。G9ProMk2もプリ連写を搭載。OM−1には来年は厳しい年になるかもしれない。
さて、来年はどんなカメラを使っているだろうか。今年は昨年とほぼ同じだったので、もうカメラの進化の余地は少ないのかもしれない。
ソニーからグローバルシャッター搭載の機種が出たので、他のメーカーも出してくるかもしれないと思う。ぼくには12年ほど前にはグローバルシャッターは待望だった。2012年の小諸日記に、すでにグローバルシャッターについて語っている
その後、電子シャッターも昔と比べ、ローリングシャッター現象がずいぶん軽減されているので、今は昔ほど興味はない。

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