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地衣類に覆われた岩肌に、面白い虫を見つけた。アリジゴク型の幼虫で、大アゴはほとんど180°開いている。コマダラウスバカゲロウの幼虫だ。地衣類によく似た姿で見つけにくかった。近くのコケを自分の背中に付けるのでまわりとそっく、擬態の名人Dだ。幼虫は巣を作らず、冬もじっとして、この姿勢で近くを通る獲物を待ちかまえている。 E-1 2006年2月25日撮影
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