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海野和男のデジタル昆虫記

ロスチャイルドトリバネアゲハ

ロスチャイルドトリバネアゲハ
2021年02月15日

 ロスチャイルドトリバネアゲハは種としては1911年に最後に記載された種だ。
ロスチャイルド家のウォルター・ロスチャイルドの名が付いている。弟のチャールズ・ロスチャイルドと共に博物学者でもあった。ウォルターのコレクションを集めたトリング博物館は、今では大英博物館の分室になっている。
 ロスチャイルドトリバネアゲハは高地に住んでいる。そこは山の上なので天気が悪い日が多い。天気が悪ければ見られないし、花が咲いていなければだめなので、見られればかなり幸運である。
 ロスチャイルド家には博物学者が多く、チャールズ・ロスチャイルドと、ミリアム・ロスチャイルド父娘はノミの研究者としてが有名で、ネズミにつくノミがペストを媒介する事を発見した。
 ミリアムは蝶の保護にも力を入れていた。若い頃のぼくの写真を大変に評価してくれて、何回も会ったことがあるし、アッシュトンの家を2回訪ねたこともある。ロスチャイルドトリバネアゲハについては拙著「世界で最も美しい蝶は何か 増補新版」に詳しく載せてあります。
西パプアとソロモンのトリバネアゲハの解説付き動画をアップしました

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