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海野和男のデジタル昆虫記

広報こもろ連載 2015年12月号 エナガ

広報こもろ連載 2015年12月号 エナガ
2020年04月22日

 エナガは顔が丸くて、ふわふわしたぬいぐるみみたいな感じのとても可愛い鳥だ。つぶらな丸い瞳も素敵で、身近な場所にこんなにも可愛らしい鳥がいるのかと驚いた。
小諸では1年中見られるのだが、大きさがスズメを華奢にしたぐらいなので、夏場は木々に紛れてあまりよく見えない。よく目立つのは秋が深まり、木々が葉を落とした後だ。12月になるとアトリエの庭にたくさんの小鳥がやってくる。シジュウカラやヒガラ、ヤマガラなどカラ類が多く、その中にエナガも何羽か必ず混じっている。あちこちエサ場を探して群で移動しているようだ。冬はよく目立ってしまうから外敵から身を守るにも群を作るのは有利なのだろう。ヒマワリの種などをおけばヤマガラやシジュウカラはすぐにやってくるが、エナガが来ることはほとんど無い。嘴が小さくて、大きなヒマワリの種は食べられないのだろう。見ていると木の枝をついばんで越冬中の小さな昆虫を食べているようだ。

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