トラフアゲハに出会ったのは昔、ニューヨークのセントラルパークでのことだった。ニューヨークにこんなに美しいアゲハがいると感激したが、フイルム時代のこと、たった1枚写真が撮れただけだった。
今回のアメリカでもぜひ撮影したい被写体だった。ちなみにアーカンソー州のメスは黒く、アオジャコウアゲハに擬態している。それでメスグロトラフアゲハと呼ばれることもある。飛翔は緩やかで、力強さには欠けるが優雅であった。
9月2日まで小諸高原美術館(月曜休館)で海野和男写真展「ファーブル昆虫記と小諸の虫」の写真展。新作も多数展示。A0,B0の大型プリントで約70枚(写真点数はファーブル昆虫記のコーナーが150点)。海野はだいたい夕方4時頃から5時までは顔を出す予定です。ファーブル昆虫記の原著も展示。
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