今回はSSPの技術研修会の作例作りも兼ねた旅だったので、D850を借りていった。興味があったのが深度合成用の素材を作れるフォーカスブラケット機能。ニコンは名前を変えてフォーカスシフト撮影という。このあたり、先人にならって名前を変えて欲しくないなと思った。風景で大判カメラを使いあおって撮影することを、確かシフトと言ったので、それを名前にしたのだと思う。
高画素機のD850なので、大いに期待した。問題は撮影をはじめる前に2秒以上かかること。これはブレを押さえるためであろう。撮影に要する時間が長く、1枚あたり1秒以上かかる。この写真は20枚の素材から合成したのだが、動きのあるものの撮影は難しい。カブトムシもずっとじっとしているわけで無いし、ヒゲなどは動くので、かなり難しかった。しかしうまくいったときは高画素なので、大伸ばしに適した写真を撮ることができる。
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