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海野和男のデジタル昆虫記

オオゴマダラの求愛 Idea leuconoe

オオゴマダラの求愛 Idea leuconoe
2018年04月24日

 オオゴマダラは長生きなチョウだ。蝶園でも1ヶ月から数ヶ月生きる。それで日本でも諸外国でも、大抵の蝶園で飼われている。昨日は午前中伊丹市昆虫館で撮影させてもらった。今回狙ったのは求愛シーン。
 オオゴマダラのオスはメスに求愛するときにお尻からヘアーペンシルと言う匂いを出す器官を出す。ルリマダラなどでは出している時間が長いが、オオゴマダラは短く、なかなか取れないので、今回はそのシーンのみ狙った。G9にフル画素でのプリ連写があることに気がついたのは、マレーシアでG9を使った最後の頃だ。もう返却期限が迫っているので、当面最後の撮影となる。
 とりあえずはなんとか抑えることができた。シャッター速度は1/500。ヘアーペンシルはなんとか止まっているのは1カットのみ。1/2000は切りたかったが、翅がぶれて、ホバリングの雰囲気はでたかもしれない。またシャープに撮れることを優先したので、かなりトリミングした。

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