このハレギチョウは現地でNew Lacewingと呼ばれる。それはかってはこの蝶はマレーシア中部には分布せず、インドからタイのチョウであった。数十年前にマレーシアに侵入し、今ではシンガポールにも住んでいる。大変強い種のようで、飼育が容易なため、Entopiaでももっとも多いハレギチョウになってしまっている。
ちょっと困ったことだとは思うが、他のハレギチョウと雑交したりはしない。Entopiaで同じように飼育していても、歩留まりが良い。この強さが分布を広げる一因になっていると思う。
またカバマダラとミューラーの擬態関係にあるのも強さの一因か?
#Entopia
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