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海野和男のデジタル昆虫記

マレーシアから戻りました

マレーシアから戻りました
2017年12月29日

 2週間のマレーシア。今回はメインはペナンで、ランカウイ島にちょっとだけ行ってきた。マレーシアは今年は1月から2月にかけてと7月にも行ったからおよそ2ヶ月過ごしたことになる。
 ぼくの初めての海外は1969年、マレーシア、フィリピン、ほんの少しバンコク、シンガポール、香港だった。その時にマレーシアが気に入り、以後毎年のように行っている。100回ははるかに超えているが、正確には何回行ったか覚えていない。
 老後はマレーシアでと思ったのはまだぼくが若かった1989年のこと。
今世紀に入り、マレーシアは日本人の老後暮らしに人気が出て、住んでいる人も多い。ぼくは結局、日本での仕事も面白く、マレーシアに住むことはなかった。もっとも、もともとマレーシアで老後何もしないで遊んで暮らそうなどとは思っていなかった。今はマレーシアのEntopiaで無給キュレーターなどやっているし、エントピアの飼育施設で写真を撮らせてもらったりもしている。歳をとったらマレーシアで撮影三昧と考えていたことの半分ぐらいは実現しているかもしれない。もしかしたら、本も作ったりしているから、それ以上かもしれない。
 何故マレーシアかというと、言葉の問題もある。英語が広く使われているし、多言語国家なので、ぼくのつたない英語でもほとんど問題なくコミュニケーションができるからだ。虫が多く、言葉も通じ、生活も楽、こんな国は、ぼくにとっては他にない。
 マレーシアがなぜ日本人の老人に人気があるかと言えば、日本と同じぐらい安全で、飯がうまく、現地の人は良い。そして物価が安いから、年金暮らしは日本でするより楽だからだ。けれど、これからはどうなるかはわからない。物価もそこそこ高くなっているし、年金ではゴージャスな生活は望めなくなるかもしれない。
写真はEntopiaのスタッフと野外研修。今回ではなく、1年前の写真。

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