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海野和男のデジタル昆虫記

子供たちに虫の面白さを伝える

子供たちに虫の面白さを伝える
2016年05月24日

ぼくの写真のスタンスは子どもたちや、あまり虫に興味のない一般の人に虫の素晴らしさや面白さを伝えることだ。そんな想いの一端を
写真で伝えたいこと 子供たちに虫の面白さを伝えるで話してみた。
 写真上はミヤマカワトンボのオス。下はメスの潜水産卵。
 綺麗な川は日曜日は人がいっぱい。川遊びをしてお弁当を食べる。その傍らで、ミヤマカワトンボが産卵していても気づく人はいないだろう。
 トンボの潜水産卵は昔から見たい場面だ。今回は初めてではないが、やはり見ると嬉しい。そこまで気づかなくても良いけれど、川にも美しいトンボがいるということは子どもにも知ってもらいたい。
 心配なのは一昨年までたくさんいたアオハダトンボが、去年は少なく、今年は1匹も見られなかったことだ。アオハダトンボは綺麗な水の所に住む。ここの水は汚れてきたのだろうか。人が増えたことは確かだ。
 子どもたちに自然の写真を撮って欲しい。写真を撮ればその生きものに愛着を持つ。そんな思いから第二回生きもの写真リトルリーグも行っている。作品受付中なので、是非子どもたちに応募して欲しい。
 写真で伝えたいことアップ記念で、マレーシアの子どもたちのために作った、日本では買えないぼくの本「Insects My First Fascinating Insect Book from Malaysia」プレゼントキャンペーンもある。

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