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海野和男のデジタル昆虫記

最新のメモリーカード

最新のメモリーカード
2015年08月02日

 昔はメモリーカードの速度や容量にはあまりこだわらなかったが、このところカメラが進化して、連写速度が上がったり、4K動画や4Kフォト、高速度動画など様々な新しい機能が出てきている、こうした機能を使いこなそうと思うと、いやでもメモリーカードの容量や書き込み速度を意識せざるを得ない。
 最新のカメラ機能を最大限活かすにはカードの重要性が大きくなってきているなと今更ながら感じる。
 容量は普通の撮影ならRAW+JPEGで撮っても、64GBもあれば十分だと思っていた。ところが今年の春にチョウの卵の孵化を4K動画で撮り続けることで、決定的瞬間を逃さないテストをした。秋にマレーシアで、子ども向きのキシタアゲハの本の撮影を行うつもりだが、本のサイズから見て写真自体は800万画素で大丈夫なので、GH4の4Kフォトも使ってみようと思ったのだ。
 テスとしてわかったのは手持ちカードの容量不足。今までは写真として4kフォトを撮っていたので、せいぜい30秒ぐらいの撮影が多かった。このように長時間撮ったのははじめてで、4K動画がそんなに容量を食うとは考えていなかったのだ。
 テストをして良かった。GH4では32GBのメモリーカードで40分ぐらいしか撮れなかったことがわかったからだ。孵化は待ち時間が3時間なんてことも往々にしてある。そこではじめてもっと容量の大きいカードが必要になることがわかった。250GB位あればよいなと思って調べたら、4K対応の256GBや512GBもの容量があるカードもある。例えばサンディスク エクストリームプロ SDHC™/ SDXC™ だ。
 またわけあって、相当枚数の連写を行う必要があり、できるだけ書き込み速度が速いカードも必要になってきた。サンディスク エクストリーム プロSDHC™/SDXC™ UHS-Ⅱ という次世代規格のUHS-Ⅱに対応したカードがある。書込み最大転送速度250MB/秒、読取り最大転送速度280MB/秒というからすごい速度を実現している。短時間で多数の連写をしたい場合や、高速度ビデオの録画に役立ちそうだ。ぼくの使用しているカメラではEM5Mk2がこの規格に対応しているらしいが、webのテスト結果などを見ると対応していないカメラでも、十分に効果があるらしい。
 写真はGH4の4K動画からの書きだしカット

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