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海野和男のデジタル昆虫記

ハナカマキリを紫外線カメラで撮る

ハナカマキリを紫外線カメラで撮る
2012年02月29日

 リコーGXRのライカマウントユニット改造カメラでハナカマキリを撮ってみた。
花はアサヒカズラである。アサヒカズラは白とピンクがあるが、両方とも紫外線を吸収している。
経験的にいえば、紫外線を吸収している部分に蜜がある。ハナカマキリはどうかというと,メダマの部分が紫外線を少し吸収している。
 アサヒカズラの花にハナカマキリをのせ,ノーマルで撮ると、ハナカマキリは背景に溶け込んでしまうが,紫外線だけで見たモノクロ画像では逆に目立ってしまう。
 チョウの場合、紫外線だけで見ているわけではなく、赤を除けば我々が見ている色は見えると思う。それ以外に紫外も見えるのである。
 昔、モノクロフィルムを使い赤、青、緑、UVのみの4種のフイルターを使って写真を撮ったことがある。そして、緑と青、UVの3色を赤、緑、青にシフトさして合成カラー画像を作ったら、紫外線を吸収いているモンシロチョウのオスは黄色になった。この方法は、もしかしたら、結構、虫の見ている色に近いのかもしれないと思った。

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