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海野和男のデジタル昆虫記

ツマグロヒョウモンのオスとメス

ツマグロヒョウモンのオスとメス
2011年11月07日

 昨日は柚木修さんをしのぶ会が東京で開かれた。
柚木さんはプロナチュラリストである。対馬に住み着いて、ヤマネコの保護や、環境教育などに取り組んでおられた。10年ぐらい前まではずいぶん親しくしていた。生き物の番組やビデオも一緒にを作ったりした。
 知り合ったのは20代のころである。野鳥の会の研究員をされていた。「かがくらんど」という幼児向けの科学雑誌が発刊され、一緒に編集委員をやった。今から思うと、ぼくらのような若僧によく、そのような仕事をさせてくれたと思うが、素晴らしい経験だった。編集者もぼくと同年の江川全喜さんという方だった。そこから派生してグループテンという会を作り、毎月編集者や画家など、生き物好きで集まっては、未来を語り、酒を酌み交わしていたのが懐かしい。
 さて、写真はツワブキの花で吸蜜するツマグロヒョウモン。
 ツマグロヒョウモンのオスとメスはずいぶん違う。下がメスだ。
雌雄異形なのである。メスはカバマダラに似ている。カバマダラは幼虫が毒のある植物を食べるために、チョウになってもまずいらしく、鳥に襲われにくいため、ゆっくり飛ぶ。そしてツマグロヒョウモンのメスもカバマダラと同じように飛び方はゆっくり。
動画ページにツマグロヒョウモンのビデオを追加。

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