台北市動物園昆虫館で驚いたのは、室内の展示ではなく、昆虫の観察地になっている裏山の散策路だ。そこは昆虫の宝庫。谷になっていてわずか数百メーターの奥行きしかないが、蝶が次々に現れる。ガも多い。食草や吸蜜植物がたくさん植えてあって、まわりの山から集まってきた昆虫が住み着いている。食草の管理にずいぶんお金がかかっているらしい。
水棲昆虫が集まる池もある。群馬昆虫の森の山もよいが,広すぎる。ここは狭い範囲に多様な環境が作られているのだ。そして両側は良い環境の林が続いている。つまり、見せると言うことによく配慮された作りだ。そのせいかネイチャーカメラマンも多く、サインを求められたりした。
写真は裏山で見かけたチョウ。右の上から2番目は中国大陸からの外来種。人の往来と共に外来種が入ってきてしまうことは避けられないようだ。
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