発売中の週刊文春に掲載されているホタルの一枚目と近い場所で撮影した別のカット。
絞りF1.4 でISO800、30秒での撮影だ。2.8のレンズならば2分間の露出で明るさは同じぐらいになるが、星は軌跡として写る(ホタルの軌跡は増える)。一般的な標準ズームだと開放で約4分間露出しないとこの明るさには写らない。
空の明るさの条件というのは場所や月の有無など様々な条件で異なるから、常にこの露出でよいわけではない。それでフィルム時代は難しい被写体の一つであったのだ。デジタルカメラなら、撮影してみて、その結果を見て露出を決める。また明るいレンズでの開放絞りの場合、ピントあわせはかなりシビアーで、フォーカスを探りながらの撮影となる。
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