クロスズメバチの巣を掘って、幼虫を食べるのかと思っていたが、今はその巣を持ち帰り、巣箱の中で飼育し、大きくなるまで育てる人が多いのだという。
ハチをたくさん飼っているお宅を訪ねた。涼しい場所に15以上もの箱があり、そこでハチを大切に育てている。庭には餌をたくさん置いてハチは豊富な餌を食べて育つ。秋には巣は10段以上になり、1000匹以上の女王やオスバチが生まれるのだという。
巣箱は小屋の中においてあって、女王やオスバチが生まれると小屋の戸を締めて、中で交尾させる。交尾した女王を小さな菓子箱の中に入れ、乾燥しないような工夫をして、春まで越冬させるのだそうだ。それを春に野に放ち、また来年のスガレ追いを楽しもうというのである。採ってばかりいたら、ハチがいなくなってスガレ追いも楽しむことができなくなってしまうのである。
◎COP10あいち・なごや「絵画・写真コンテスト」は9月8日締め切り。ぼくも審査員です。素敵な作品待ってます。
◎免許皆伝!「昆虫王国 ラオス チョウの華麗な舞いに迫る」
NHKBShi 9月6日(月)後8:00~、再放送12日(日)前11:30~、13日(月)後0:30
◎「iPadアプリ海野和男の世界の昆虫」
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◎学研の写真月刊誌CAPAのフォトコンに生き物の部。毎月の月末消印有効
◎昆虫顔面図鑑、世界の珍虫101選
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