サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

モンシロチョウの見た世界

モンシロチョウの見た世界
2009年03月15日


 モンシロチョウの色覚はぼくたちとは少し違う。人間は波長の短い方は紫まで、長い方は赤までを色として認識する。ところがモンシロチョウは赤は感じず、代わりに紫より短い近紫外線を色として認識すると言われている。
 可視光をカットするフイルターをつけて撮影すると下の写真のようになる。白いのがメスで、紫色のがオスだ。オスが飛んできてメスが交尾を拒否する姿勢をとっている。
 これはあくまでももしモンシロチョウが見ている色が見えたらという仮定の上での紫色だ。フイルターや撮像素子、フイルムなどによって色は異なるから、この色が見えているというわけではない。けれど、モンシロチョウが見れば、オスはメスより暗い色調に見えることは間違いない。
 小諸日記10年前の今日と5年前の今日にリンクを張っています。ぜひご覧下さい。
              5年前の今日  


前日
翌日

お知らせ

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。