サシガメの仲間だと思う。背中にアリの死体をたくさん背負っている。ヤニサシガメのように、背中に粘着性の液が付いているのだろうか。
恐らくはありを襲って体液を吸い、死んだありを背負うのだろう。クサカゲロウの幼虫が食べたアブラムシを背負うのに似ている。こうすることでどんな利益があるのだろうか?身を隠す効果は多少はあるかもしれないが、クサカゲロウほどにはないと思う。アリの匂いを身につけ、ありに近づきやすくなるなども考えられるが、アリは巣によって匂いが異なるだろうから、逆効果になることも考えられる。何のためにアリを背負うのか調べてみたいものだ。
マレーシアで撮影
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