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海野和男のデジタル昆虫記

目玉模様(連載擬態23)

目玉模様(連載擬態23)
2008年10月02日

 威嚇行動をとる昆虫の中で、後翅に大きな目玉模様を持つメダマヤママユなどの偽の目玉はフクロウやタカなどの小鳥を補食する鳥の目に擬態したものといわれている。
 枯れ葉のようなガがいきなり目玉模様を出すので、ある程度の効果があるとされる。後翅の目立つ色彩は赤、黄色、赤と黒、黄色と黒、青と黒などだ。模様としては目玉模様、さざ波模様が主だ。熱帯アジアにはさざ波模様を持つ昆虫が多く、南米には目玉模様を持つ昆虫が多いように思う。



「昆虫たちの擬態」  昆虫擬態の観察日記  花になったカマキリ

◎10月12日までマダガスカル取材中のため、今月は特集昆虫の擬態を連載形式でおおくりします。マダガスカルからの更新は恐らく不可能と思われますがチャレンジはしてみますのでお楽しみに。マダガスカル昆虫記は10月以降に特集したいと思います。

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